結局、金土日と会社を休むこととなった。
金曜日は1日落ち着いて過ごせたから、ああ…完治に向かっているかと思いきや、夜から咳地獄。
久々に食べた夕飯、免疫力の為に作り置きしている生姜シロップジュースも、咳で無駄である。

金曜日は午前1時まで咳で寝れなかったが、土曜日の朝5時前に目が覚め、ああ…ちょっと眠れたなと喜んだ。
結局、土曜日は1日爆睡。
胸から変な音がするから医者に診てもらいたいが、土日診療は救急のみ、咳が出ていると伝えると、月曜日まで待って自分のかかりつけ医者に連絡するようにと言われた。
まあ、期待通りの返答である。
月曜日の朝イチで診療所に連絡し、電話診察するしかない。

前もそうだったが、胸から変な音がすると伝えると、すぐに抗生物質が処方される。
されるが、それを最寄りの薬局に取りに行かねばならない。
医者は「緊急だから30分以内で用意して」と薬局に伝えているが、ここがイギリス人スタッフ…急がない。
勿論、彼らなりに急いではいる…んとちゃうかなとは思いたい。

しゃべりは止めないが、手は決して早めない。
これイギリス流働き方。
そんなわけで数時間して取りに行っても出来てはいないが、最高の笑顔と腰の低さで「私の薬取りに来ました」と伝え「30分したら用意しとくから、どこかうろうろしてきて」と言われ尚、感謝を薬剤師に述べ、そして30分して取りに行き、会計して帰宅する。

薬が欲しい時…それは今一番しんどい時…
薬によったら電話診察後、3日経過して取りに行っても出来てはいない。
薬局に「スローなサービスは人材不足のため。理解頂きたい」と張り紙がしてあるが、私から見たら、喋っとるからやないかい!!ワレ~!!と10数年思っている。

張り紙しといたらスローでもエエ。
この腹の座りかたこそが、イギリスのカスタマーサービスの根っこである。
人気ブログランキングへ