定例会。ssk、まるみ屋、carroll、私の4人。
●Slay the Spire: The Board Game Today's MASTERPIECE!!
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さっさろぐ:【ボドゲ紹介】Slay the Spire: The Board Game|ゲームの遊び方やレビュー評価など
クラファンで支援してたのが届いたのでさっそくプレイ。Steamやスイッチでプレイできる1人用電源ゲー「Slay the Spire」を多人数でプレイできるようにしたボドゲ版。
デック構築しながら敵と戦ったり買い物したりイベントに対処したりしつつ、レベル1から3までのボスを倒せばクリア(そのうちレベル4ボスとも戦えるようになる)。これだけ聞くと今までにもあったような気がするが、「手に入るカードが、それなりに種類がある中からランダムに選ばれた3択」というところが新しい。
まるみ屋とCarrolが電源ゲー版を経験済みだったので、私は簡単だとルールブックに書いてあったアイアンクラッドを選択。sskも未経験だったのだが、外見が気に入ったウォッチャーを選んだ。そして苦労してたw まるみ屋はサイレント、carrollはディフェクトを選択。ルールを確認したり、選択肢にいちいち悩んだり相談したりしながらプレイしたので、レベル2ボスを倒したところで時間切れ。インスト込みで7時間くらいかかったかな? しかし何もしてない真のダウンタイムはまったくといっていいほどなかったので、だれることは全然なかった。解散してから次のゲーム会までずっとスレスパのこと考えてたよw
これまでのデック構築と言えば、ゲーム開始時に用意した全員共通のプールから購入していくタイプか(「ドミニオン」「イーオンズ・エンド」など)、購入のたびに補充が入って少しずつプールが変わっていくタイプ(「ハート・オブ・クラウン」「アセンション」など)の2つが主流だったと思う。
それが完全に個別プール。初期手札がちょっと異なるゲームはこれまでにもあったけど、ゲーム中に手に入るカードが完全に個別。しかもランダム。3択とは言え完全にランダム。確かにシステムを一言で表すならデック構築というしかないが、これまでとは完全に別物。デックに入るカード以外にずっと使えるレリックとか使い捨てのポーションとかもあるが、それもランダム。なのにこんなに面白い。もう発明としか言いようがないw
ボードゲーマーはランダムを(特にダイスを振るのを)嫌うとされるが、正確にはランダムなシステムによって結果が一意に決まるのが嫌いなのであって、実はランダムに用意された選択肢から選ぶのは大好きなのだ。知恵を絞ってる気がするからねw
もちろん、何しろランダムなのでちぐはぐなカードしか手に入らなくてうまく構築できない可能性も多分にある。幸い、ボドゲは(ソロプレイ以外は)プレイヤーが複数いるので、半分くらいデック構築に失敗しても何とかなるように調整されてる気がする。それに協力ゲーなんて常勝無敗じゃつまらないので、レベル2くらいまで辛勝してレベル3の道中やボスで力尽きるなんてのも乙なもんだろうw
ちょっとこれはゲームの内容には文句のつけようがない。ゲーム外の難点として、昨今の事情を考慮しても値段が高いってところだけが玉に瑕だw
来年には電源ゲーの方で続編が出るみたいだし、たぶんそのうちファンが作ったオリジナルキャラのデータがBGGにアップされるだろう。普段はそういうのに見向きもしないのだが、スレスパだけは試してみたくなる。それくらいハマったので、電源ゲーの方には鋼の意志を持って手を出さないことにした。仕事に支障が出るのが目に見えてるからねw