やましたひでこオフィシャルブログ「断捨離®」Powered by Ameba

１０年一昔。

とは、よく言ったもので。

 

隔世の感

 

 

 

 

ブータン、パロ国際空港に下り立つ。

 

 

 

私たち一行五名、お迎えの公用車へと。

 

 

パロ空港の正面ゲート

 

 

初めて訪れた１２年前、

ここから首都へのアクセスは。

 

狭い未舗装の悪路、

崖崩れを心配しなくてならないほど。

 

オンボロのマイクロバスで、

揺れるどころか飛び跳ねるような。

 

時間も４時間近く。

 

途中のトイレ休憩もままならず、

これから行程を案じたもの。

 

 

それが、今はどうだろう。

 

広いアフファルト舗装の快適道路、

途中に洒落たカフェもある。

 

車も日本製の高級車。

 

１時間もかからず首都ティンプーに到着。

 

ホテルも以前のシャビーなそれとは異なり。

 

外資系の高級ホテルがいくつも。

 

食事も驚くほど多種類が提供される。

 

 

 

 

かつては、とっても簡素質素で、

ぜいぜいが三種類からよくて五種類。

 

 

それでも、変わらないのは、

 

高い山々をさらにさらに包み込むような大きい青い空。

 

そして、穏やかなブータンの人々の表情。

 

ああ、また、戻ってこられた、

このご縁の不思議を思うばかりにて。