皆様、おはようございます。

 今日は大野祭り本楽から、梅榮車からくり人形奉納編をお送りします。

 

 山車集結後程なくして、梅榮車が少し前へ出ました。

 

 これから、からくり人形の奉納を行います(この山車の物はコロナ禍後初めて見ます)。

 

 仕切りの笛が入ると蘭陵王と笛吹童子の人形が大将人形の渡唐天神(十王町の氏神天満宮(帆下天神)の祭神)に挨拶をし、天神は頷きました。

 

 その後「出羽」→「下がり羽」と囃された人形囃子が次の曲に変わると笛吹童子が笛を吹き始め、その音色に魅了された蘭陵王は舞を披露しました。

 

 舞っている内に蘭陵王の気分はだんだん高揚して行き、ついに戦場でその美貌を隠すため着用している竜頭の面を着けました。

 

 そして、笛吹童子と共に激しく舞いました。

 

 やがて落ち着きを取り戻した蘭陵王は面を外し再度笛吹童子と一緒に天神へ挨拶し、天神が頷いて演技は終了となりました。

 

 同時に梅榮車は、元の位置に下がりました。

 

 次回は、紅葉車からくり人形奉納(新調人形の演技でしたが・・・)編をお送りします。