優希です、
欲しい感情が、条件反射によって
生みだされる特定のボタンを
意図して作り出すのが、
アンカリングの役目です。
で、
そのアンカリングについては
様々な種類が存在します。
ですので、
それらについて、これから1つずつ
解説していきます。
これまで横文字ばっかり出てきたので、
事前準備として、言葉の意味を
再度記しておきますね。
・アンカー
→欲しい感情が発動するボタン。
アンカーは船のイカリの意味。
・アンカリング
→アンカーを作る流れ・作業全般
行うことは、アンカーを作ることであり、
そのアンカーを作る一連の流れが
アンカリング、ということを
覚えておいて下さい。
欲しい感情を好きなときに
得たいのであれば、、、
では今回は、
『リソース・アンカー』についてです。
これは、
過去数回に渡って解説してきたやり方で、
「アンカーを作る」と言えば
「リソース・アンカー」
と呼ばれるほど一般的なものになります。
復習がてら、順を追ってそのやり方を
説明していきますね。
―――――――――――――――――――
ワーク1:
欲しい感情を体験している状態
に深く入り込む(=インステイト)
↓
ワーク2:
状態が最高潮になる一歩前で
アンカーをかける
↓
ワーク3:
インステイトから離れ、リラックスする
(=ブレイクステイト)
↓
ワーク4:
リラックスできたら、かけたアンカーが
ちゃんと動くかどうか確認する
(=アンカーの発火)
↓
ワーク5:
アンカーの発火と同時に、体験に基づく
感情や体の変化が表れれば成功
―――――――――――――――――――
このような流れになります。
それでは、各ワークにおける詳細説明も
併せてご覧ください。
ワーク1:
例えば、人前で発表しなければならず、
うまく自信が持てないでいる時、
自分が得意なサッカーで、バシバシ
得点を決めている、自信に満ち溢れた姿
を深く思い起こしてみて下さい。
つまり、自信を得たいのなら、
自身がつく情景をできるだけ鮮明に
思い浮かべる、ということです。
ワーク2:
私たちの感情はピークまでいくと、
その後はゆるやかな下降線を辿ります。
そのため、ピークにいくちょっと前に
アンカーをかけることがポイントです。
アンカーはきっかけがあって発動する
ものなので、この時、発動する動作
(耳たぶを触る等)を設定します。
ワーク3:
その効果を確認するために、感情や体を
フラットな状態に戻す必要があるので、
気分を落ち着けられる行動を取ります。
ワーク4:
設定した動作できちんと発火するか、
確認します。
ワーク5:
得たい感情がこみ上げてきたり、
同時に、体が熱くなったりなどの
身体的反応が起これば成功です。
以上が、リソース・アンカーについての
解説になります。
なお、アンカーが発動して瞬時に
欲しい感情が得られることは
極めて稀です。
寒くて暖を取っているのと同じで、
ジワジワとその効果を実感するのが
一般的です。
その辺を考慮した上で、ぜひ、
アンカリングに取り組んでみて下さい。
それでは、また書きますね。
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