潰瘍性大腸炎 & クローン病&過敏性腸症候群の改善・完治・根治

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                               ★ 仲間同士の情報交換サイト! ★

1950年当時のアメリカ。結婚するにあたり、女性は、処女であることが暗黙の了解でした。

モナコの王子からプロポーズを受け、舞い上がりながらそれを受けたグレースでしたが、そのときは、王子のこと以外何も考えていなかった。

ふと、我に返ったとき気がついたのは、正式な結婚をするにあたり、処女ではない自分は、プリンセスになるための資格があるかどうかということ。

不安になったグレースは、親友にそのことを打ち明けます。

 

「どうしたらいい?」

「どしたらいいって言われても・・・。みんな、知ってるし・・・」

 

有名スターたちと次々とホテルへ行くグレースのことは、誰もが知ったる内緒ごとでした。

 

「このままだと結婚できないかも」

「どうするつもり?」

「スポーツで痛めたってことにするとか」

「グレース、あなた、運動は苦手だったでしょ」

 

結局、その日は結論が出ないままで終わりました。

 

その後、グレースは、子作りができるかどうかの検査を受けるため、医師の診察を受けることになりました。幸い彼女の目の前に現れたのは女医でした。

 

▼ 卵子凍結

検査の結果は、子宮や子宮頚管には問題なし。希望するなら、万が一に備えて卵子を凍結し、保存しておくことも可能だと助言されました。

 

卵子凍結は、数年前から実施されていました。でも、凍結された卵子を使って妊娠が初めて成功したのは、1984年。当時にしたら、とにかく世継ぎのためなら万事手を尽くすことが使命だった。

 

「あなたは処女ですか?」

という質問は診察ではありませんでした。良かった・・・。

 

▼ 世継ぎのための検査

王族や皇族継承は、王家や皇族伝統を終わらせないため、ヨーロッパの王族や皇族界では最も重要な、かつ深刻な課題です。

イギリスの故ダイアナ妃やキャサリン妃(愛称ケイト)も、グレースと同じ検査を受けているはずです。

 

モナコの王子も、初めてアメリカに渡った理由は、グレースと家族に会うためと、ニューヨークで子作り検査を受けるためでした。

 

王族、貴族になるためには、プライバシーはない・・・。

 

大きな谷底を無事脱出。良かった・・・ほっとした・・・これで結婚できる。

 

が、再び、高い山が控えていた・・・

●ステロイド9)処方された薬の服用時間を厳守する理…についたコメント

◆ junさん

 

2月に抜歯した時のことを思い出しました~。
痛み止めは1種類だから全然違うけれど、頓服で1日3回まで、服用は4時間は空けることってことでしたが、4時間毎に3回飲んでしまうと12時間で飲み切ってしまうので、綺麗に8時間毎に飲むことにして、薬が4~5時間で切れるので、3時間くらいは痛くて寝てる日々でした。

先生には「痛かったら1日4回飲んでもいいよ」と言われたんですけど、潰瘍性大腸炎だと鎮痛剤は避けたい薬なので、なんとか3回で頑張りました~。

あと、私が入院した病院では、年老いたりして自分で薬の管理をするのが難しい人以外は、自分で管理してそれぞれの時間に飲むスタイルでした。
弱ってた私は顆粒の封をなかなか開けられなかったりして苦労しました💦

 

 

 けい

痛み止めが切れた3時間って3回もあった? 夜の痛みは特に辛かったのでは? よく耐えた!というか、選択の余地なし?

 

わたしが親知らずの抜歯をしたときは、痛み止めの薬を使い続けることができたので、幸い痛かった思い出はありません。それよりも、長時間の治療で足が冷たくなり、そちらのほうが辛かったです。

 

日本の病院では、薬のスケジュール、自分で管理するんですね。なるほど。看護婦さんも忙しいし。

薬の封を開けられないほどに弱っていた。指に力が入れられないほどだった。それでも、からだは回復し、ちゃんと退院できた。

ヒトの病気を乗り越えるための回復力ってすごい。

お互い、からだ、いたわりましょう。

 

▼ 鎮痛剤と難病

潰瘍性大腸炎/クローン病の痛みには鎮痛剤を使ってはいけない。そのことは知っていましたが、歯の痛み止めも要注意ということには気がつきませんでした。

 

厚労省の薬情報で確認してたら、まさにその通りでした。使用の際は、薬剤師に要確認です。

 

鎮痛剤の要注意の事項で、意味不明だった個所がありました。

消化性潰瘍のなかに潰瘍性大腸炎/クローン病が含まれるかどうかです。

 

こちらの厚労省の説明によると、消化性潰瘍と潰瘍性大腸炎/クローン病は、異なる症状です。

消化性潰瘍

胃や十二指腸の粘膜が荒れること

 

 

 

9. 特定の背景を有する患者に関する注意

●アスピリン
解熱鎮痛消炎剤

9.1.1 消化性潰瘍の既往歴のある患者

消化性潰瘍を再発させることがある。

*記載には、潰瘍性大腸炎/クローン病の表記なし。

 

●アセトアミノフェン

解熱鎮痛剤

9.1.3 消化性潰瘍又はその既往歴のある患者

症状が悪化又は再発を促すおそれがある

 

*記載には、潰瘍性大腸炎/クローン病の表記なし。

 

●ロキソプロフェン

非ステロイド性抗炎症薬 (NSAID)

鎮痛・抗炎症・解熱剤

9.1.1 消化性潰瘍の既往歴のある患者

潰瘍を再発させることがある。

*記載には、潰瘍性大腸炎/クローン病の表記なし。

 

●イブプロフェン錠
非ステロイド性抗炎症・鎮痛・解熱剤

この薬は、消化性潰瘍とは別に、潰瘍性大腸炎/クローン病の項目あり。

9.1 合併症・既往歴等のある患者

 

9.1.1 非ステロイド性消炎鎮痛剤の長期投与による消化性潰瘍のある患者で、本剤の長期投与が必要であり、かつミソプロストールによる治療が行われている患者

本剤を継続投与する場合には、十分経過を観察し、慎重に投与すること。ミソプロストールは非ステロイド性消炎鎮痛剤により生じた消化性潰瘍を効能・効果としているが、ミソプロストールによる治療に抵抗性を示す消化性潰瘍もある。[2.111.1.3参照]

9.1.2 消化性潰瘍の既往歴のある患者

消化性潰瘍を再発させることがある。[11.1.3参照]

9.1.3 血液の異常又はその既往歴のある患者(重篤な血液の異常のある患者を除く)

血液の異常を悪化又は再発させるおそれがある。[2.211.1.2参照]

9.1.4 出血傾向のある患者

血小板機能低下が起こることがあるので、出血傾向を助長するおそれがある。

9.1.5 心機能異常のある患者(重篤な心機能不全のある患者を除く)

プロスタグランジン合成阻害作用による水・ナトリウム貯留傾向があるため、心機能異常を悪化させるおそれがある。[2.5参照]

9.1.6 高血圧症のある患者(重篤な高血圧症のある患者を除く)

プロスタグランジン合成阻害作用による水・ナトリウム貯留傾向があるため、血圧を上昇させるおそれがある。[2.6参照]

9.1.7 気管支喘息のある患者(アスピリン喘息又はその既往歴のある患者を除く)

アスピリン喘息でないことを十分に確認すること。気管支喘息の患者の中にはアスピリン喘息患者も含まれている可能性があり、それらの患者では喘息発作を誘発させることがある。[2.811.1.8参照]

9.1.8 感染症を合併している患者

必要に応じて適切な抗菌剤を併用し、観察を十分に行い慎重に投与すること。感染症を不顕性化するおそれがある。

9.1.9 全身性エリテマトーデス(SLE)の患者

SLE症状(腎障害等)を悪化させるおそれがある。[11.1.6参照]

9.1.10 混合性結合組織病(MCTD)の患者11.1.6参照]

9.1.11 潰瘍性大腸炎の患者

他の非ステロイド性消炎鎮痛剤で症状が悪化したとの報告がある。

9.1.12 クローン病の患者

他の非ステロイド性消炎鎮痛剤で症状が悪化したとの報告がある。

 

以下ほぼ同文

 

▼ アセトアミノフェン

 

 

 

▼ ロキソプロフェン

 

 

 

 

 

▼ 体内の情報伝達システム
からだが動く、あるいはからだを動かすには、そのための情報が体内に必要です。それはふたつのシステムによって運ばれます。


ひとつは、神経細胞を通って情報が脳へ行き、脳がそれを分析し、各部位に指令情報を送る。それによって、手足や内臓が動いたり働いたりする。

◎ 図

カメを触ったら冷たかったという情報が指先から脳へ行く。

脳が確認施与の情報を指先に送る。

 

 

もうひとつは、内臓がホルモンという液体を作り、その液体が情報を運び、その先の臓器を動かす。

 

◎ 図

セロトニンは脳で作られる精神を安定させるホルモン。

メラトニンも脳で作られる心身をリラックスさせ、自然な目覚めを起こすホルモン

 


▼ 神経情報伝達は短期決戦、ホルモン情報伝達は長期用
神経や脳からの情報は、瞬時にして届きますが、短時間しか対応できないという特徴があります。なので、長時間を強いられると、ダウンして、機能しなくなってしまう。
ホルモンによる情報伝達は、神経や脳より遅いのですが、長時間継続します。

冷蔵庫の中から、声が聞こえた。その情報は、一瞬にして耳から脳へ伝わった。目からも、瞬時にしてドアがぴっちりと閉じているという情報を脳に報告。

▼ アドレナリン ホルモン
脳は、副じんにアドレナリンという興奮性ホルモンを産生するよう伝達。即刻、興奮性ホルモン アドレナリンが大量に産生された。そのホルモンは、心臓に急遽心拍数を上げさせる情報を伝える役割がある。

 

スーパー パン部門の冷蔵庫事件では、ドアが閉ざされた冷蔵庫の中に人がいると知り、心臓の心拍数が跳ね上がることで、血流速度が急上昇。疲れた手足の筋肉に活!を入れ、ドアを力強く大きく開けさせた。

このように、副じんで産生されるアドレナリン ホルモンは、恐れ、興奮、迅速といった情報だけでなく、闘争心、逃げ去る時の情報も伝えます。


副じんは、ステロイド ホルモンも産生します。こちらは、炎症を抑えるための情報を運びます。ステロイド剤の効果が数秒ではなく、何時間も続くのはそのため。

▼ 長時間効果が続くホルモン
気分にむらが出やすい。ストレスからなかなか解消されない、寝付けない、そんな人は、ホルモンが関係しているため、症状が長く続きやすい。

ホルモンバランスを整えるための最も安全なひとつは、ストレスをなくすこと。
好きなことに打ち込む、集中する、太陽の光にからだを当てる、じっとしていないで、からだをたくさん動かす。
基本的なことなのですが、携帯、車や電車、電化製品に囲まれた世界では、実行が難しくなっている。
そこに根源太郎が加わり、病気を治しづらくさせている。そんな気がします。

バンクーバー職場のスーパーのパン部門には、小部屋サイズの室内マイナス20度の冷凍庫と、零度前後の冷蔵庫があります。
冷蔵庫の中は、翌日、焼くパンやクロワッサンの生地やチーズなどを保管しておきます。高さは2メートル半。


中で作業している間の数分間は、ドアは開けっぱなしに。でも、強力な冷却装置があるので、すぐに温度が下がるので大丈夫。
万が一、作業中にドアが閉まってしまっても、内側からドアを押せば開くように、安全対策がされています。

でも、ここはカナダ。約束された安全があるとは思えない。それで、試しにドアの前で同僚

に待機してもらい、中に入ってドアを閉めたあと、ドアを開けて外へ出る実験を実施。

 

開かない!!


即刻、マネージャーに通告しました。そのあと、修理があり、ドアは安全に内側から開くようになりました。

数日後のある晩。パン部門での夜の仕事は、わたしひとりでした。休憩の後、倉庫へ物を取りに行って戻ってきて、冷蔵庫の前を通ろうとしたときのことです。
中から人の声がしました・・・。ドアを見ると、ぴっちりと固く閉まっていた。こころが凍り付きました。
中には、人がいてはいけない!! もしも誰かがいたら、凍死状態かも。

開けたら人が死にかけていたらどうしようという恐ろしさと、助けなければという使命感でぐちゃぐちゃになりながら、思い切りドアを大きく開けました。

すると、ドアのすぐ近くの壁に、同僚がふたりぴったりとくっつきあって立っていました。
ひとりは、身長160cmのふっくらしたマネージャー見習いの17歳の男の子。そのとなりでは、身長185センチのイケメン先輩が、携帯を片手になにか打ち込んでいました。

もちろん叫びながら詰問
わたし 「ここでなにしてるの!!?」
イケメン「マネージャー トレーニングの実習として、冷蔵庫の温度を確かめてみようってことになったんだ。そしたら、室内気温が12度だった。これは変だ、もしかして、中に入ってドアを閉めて温度を測れば、正しい温度がわかるに違ないと判断。
それでふたりで中に入り、ドアを閉めてんだ。
で、外へ出ようとしたら、ドアが開かなかった。ドアを叩いて助けを呼んだのだけど、誰も来ない。
電話して誰に助けてもらおうとしたんだけど、今晩、働いている人たちの電話番号は、登録してなかった。
そうだ、今晩担当のマネージャーに電話しようと思って、呼び出そうとしたら、けいがドアを開けてくれた。
あ、今晩のマネージャーは、こいつだ!」
みつめあう ふたり・・・。


今は、笑い話ですが、あのあとからは、ドアは絶対に大きく開けっぱなしにして作業をするようにしています。

以上の話、神経とホルモンの違いについて説明したくて思い出しました。長すぎる前置き・・・。

太郎が加わり、病気を治しづらくさせている。そんな気がします。

▼ 薬の届く先

風邪をひいてのどが痛いとき、薬を飲みます。

薬がちゃんとのどに届いて、痛みを治してほしいと祈りながら。

 

本人としては、飲んだ薬、全部が、のどで作用を起こすことを期待。でも、実際は、薬は、のどだけでなく、全身の血管の中を流れる。なので、のどの痛みとは関係ない右足の薬指にも、薬の成分は流れていく。

これって、薬の無駄遣い。でも、残念ながら薬の届け先の指定はできない。

 

▼ 体内の薬の残存量

飲んだ薬が、6時間後、12時間後、24時間後に体内にどれぐらい残っているか知りたいと思いません? これは血液検査で分かります。

 

▼ 薬によって血液中の量が減るのに時間が異なる

薬ステロイドは、薬の効果が強いと、体内にある薬の量が早くなくなる。

逆に、効果が弱いと、長持ちする。

 

最強のステロイドパルス剤は、体内の薬量は6時間から12時間で半分になってしまいます。一方、効果が最も弱いリンデロンは、1日半から2日間以上も効果が持続します。

 

薬品名) 薬理作用の強さ 生物活性の半減期
ステロイドパルス剤       1   6~12時間
ブロドニン🄬   4   12~36時間
メドロール🄬     5   12~36時間
ケナコルト🄬       5 24~36時間
リンデロン🄬     25  36~54時間

 

◎ 薬理作用とは:

薬が生体の生理機能に影響を与えること。 

通常、薬は複数の薬理作用がある。期待される良い反応は主作用で、そうではないのは副作用。

 

◎ なんで薬の作用には個人差があるの?

肝臓には、薬を変化させる働きを持つたんぱく質(酵素)が数種類ある。それには遺伝的な個人差があり、このため、効き方に違いが生じることがある。

また、このたんぱく質自体の量も、年齢や生活習慣によって変化するため、薬の効き方に個人差が生まれる。

 

◎ 副作用がでやすい人
アレルギーのある人、腎臓、肝臓など薬の分解や排泄に直接関係する臓器に疾患がある人、子ども、高齢者など、薬を分解・排泄する力が弱い人は副作用がでやすい。 特に高齢者は、数種類の薬を同時に飲んでいることが多く、副作用がでやすい。

 

◎ 有害事象とは、医薬品の服用後に起きた、あらゆる健康上の問題のこと。 医薬品との因果関係が明らかなものだけでなく、関係が確立していないもの、未知・不明なものも広く含む。 

 

◎ 副作用とは、医薬品による作用のうち、本来の作用(治療)以外の作用のこと。

 

▼ 感想

大腸炎の治療で使われるステロイドの筆頭は、ブロドニン🄬。ストロイドパルスに続いて2位です。飲み薬のステロイドの中では最も強い。一方、リンデロン🄬は最も弱い。

 

1日の服用回数や錠剤数は、その人の症状や年齢、体重、体質、その他の要因による。最初は強い薬でも、徐々に弱い薬に切り替えながら、最終的には中止へともっていく。

 

大腸炎のトップクラスの医師らは、症状が良くならないからと、だらだらとステロイドを処方する医師がいると指摘しています。

もしも、ステロイド治療が思ったよりも長引いている場合は、セカンドオピニオン、サードオピニオンをくれる医師を探さないと、副作用の方が重症になり手遅れになることも。

 

▼ 走れ!

薬理効果の違いを短距離走と長距離走のイラストで表そうと画像検索したら、これがみつかりました。

左側の走り方に比べて、右側の短距離走、すごい!

 

 

走る姿勢の違いで100メートルを2秒も早く走れるようになった!

 

実は、先月の末から朝5時、通勤途中の公園の芝生の上をお弁当を入れたカバンを背負って走っています。

速足で歩いたほうが速いかも。でも、走ると、一瞬でも空中に体が浮かぶ。走れば、足だけでなく腕ふりで筋肉が鍛えられるし。

 

走行距離120メートル、所要時間80秒。それ以上は、息が切れて走れない。筋肉痛になるし。

 

明日は、右の姿勢に挑戦してみます。倒れるかも・・・。でも、誰も見ていないから大丈夫。(早朝5時)

 

◎ 動画

画像左上に選手の時間数とレーン数が書いてあります。

 

 

 

動物用医薬品評価書

肝臓、腎臓、小腸での高い濃度

https://www.fsc.go.jp/iken-bosyu/iken-kekka/kekka_27.data/pc4_doubutu_methylprednisolone_280127.pdf

 

▼ 痛み止め3種類

カナダである人が、事故で腕を骨折。そのとき、病院から痛み止めの薬を3種類処方されました。

A錠は4時間おき、B錠は5時間おき、C錠は6時間おき。

薬を買ったとき、薬剤師に言われたのは、家に帰って最初にすることは、薬を飲む時間のスケジュール表を作ることでした。飲むタイミングが遅れると、薬の効果が薄れてしまうので、くれぐれも飲み忘れしないようにと念押しされて。

 

▼ 薬のスケジュール表

本人は痛みがひどく、付添人が作成。昼12時スタートでした。こちらが完成した24時間スケジュール表です。

 

12時 A錠2錠、B錠1錠、C錠1錠

16時 A錠2錠

17時 B錠1錠

18時 C錠1錠

20時 A錠2錠

22時 B錠1錠

24時 A錠2錠、B錠1錠、C錠1錠

3時 B錠1錠

4時 A錠2錠

6時 C錠1錠

8時 A錠2錠 B錠1錠

12時 A錠2錠 C錠1錠

 

こんなことできるわけがない・・・。

付添人は、こう伝えました。

「できなければ、消えた痛みが戻ってくる。痛みが出てしまった段階で薬を飲むと、効果が出るまで時間がかかる。それでもよいのか?!」

もちろん、激痛は嫌です。それで、時間厳守のためスマホのアラームをセットすることになりました。

 

▼ 難関は真夜中の服用

昼から夜にかけての服用は、大丈夫でした。問題は、真夜中から明け方にかけての24時、明け方3時、明け方4時、早朝7時、そして朝8時。

眠気のため、薬の瓶を取り違えそうになりながら、なんとか服用したのですが、熟睡なぞできるわけがなく、早朝の顔は、げっそり。

 

飲み忘れと薬の飲み間違いの防止策として、翌日からは、ベッドのそばのテーブルの上にスケジュール表を置き、セットされた錠剤を置くようにしました。

 

3種類の薬を飲んでも痛みがある。数時間ごとに指定された薬を飲む。最初の2週間はベッドに寝たままで、トイレも大変でした。そんな状態が1か月ほど続き、本人は憔悴しきっていました。

 

▼ 薬の飲み時間のスケジュール表

そんなことは日本ではありえなそうです。

ふと、英語圏なら毎時間の薬を書き込めるスケジュール表があるのではと調べたら、あった!!

複数の薬を飲んでいる人は、空白のところに薬名を書き込む。飲む前に作業が必要と走りませんでした。

 

 

▼ 日本なら入院

このケースは、日本だったら、骨折し激痛と腫れがひどかったら、少なくとも2週間から1か月の入院では? 薬の時間になれば看護婦さんが来る。でも、カナダとアメリカは、医療費節約のため、がん患者の開腹手術でも日帰りです。日本は恵まれています!!

▼ 正露丸はなぜ一日に3回飲むの?

変なものを食べておなかが痛くなっても、正露丸を飲めば大丈夫。しょっちゅう使うわけではありませんが、救急箱にこれが入っていると、安心できる薬のひとつ。

使用説明書には、食後30分以内に1錠を1日3回服用するとあります。

 

なんで1日3回なのでしょう?? 

 

正露丸を食事に合わせて、朝7時、昼12時、夜7時に飲んだとします。

朝から昼 5時間

昼から夜 7時間

夜から翌朝 12時間

 

ずいぶん時間差があります。

夜から朝にかけて12時間あるなら、初日の朝飲んで、昼は飛ばして夜に2回飲んでも良いような気がする。

でも、説明だとだめです。2錠を一度に飲んでしまうと、量が多すぎて危険になってしまう。

もしも、昼を飛ばすなら、夜7時、真夜中12時にしないといけない。

 

それにしても、夜から翌朝にかけて12時間、飲まなくてもよいというのも不思議な気がします。漢方薬だからかな・・・。

 

 

https://www.jiho.co.jp/Portals/0/ec/product/ebooks/book/52022/52022.pdf

 

 

 

 

 

 

 

ournal の総説、メタ・アナリ

 

 

 

https://www.jstage.jst.go.jp/article/kagakutoseibutsu1962/20/11/20_11_717/_pdf/-char/ja

 

1950年代のハリウッド。当時の映画は白黒という時代でした。

映画のラブシーンはキスまで。セックスなど問題外で、夫婦の寝室の撮影は、シングルベッドを2台、離れて置かなければならなかった。夫婦が一緒に寝られる大きなベッドは、「決してあり得ない不道徳」という時代でした。

 

それなのに浮気については、日常茶飯事の出来事でした。

 

▼ ケネディ

暗殺されたケネディ大統領は、マリリン・モンローとは、誰もが知っていた秘密の不倫関係にありました。

 

ケネディの誕生日前祝の場でマリリン・モンローは歌を披露。この日、ケネディの奥さんは、マリリンが来ることを知っていたことから、憤怒のため参加しませんでした。

 

こちらがその人マリリンのドレス。彼女の希望に沿って、からだの線があらわに出るように、ぴったり。

 

 

当時の白黒写真をカラーに仕上げた作品

 

ドレスは、ぎりぎりになって注文されたため、マリリンに届いたのは、誕生パーティに間に合うかどうかという瀬戸際の時間でした。

驚いたことに彼女のサイズよりも格段ときつい細長いドレス。彼女ひとりではとても着られず、そばにいた男性が悪戦苦闘して、素っ裸な彼女をそのドレスの中に汗だくで押し込んだというエピソードあり。

 

◎ 動画の最初のカラー版に出てくる男性が、ドレスの注文を受けました。

 

 

▼ クリントン

クリントン前大統領は、ホワイトハウス実習生の女子とスキャンダルがあり、裁判でパンツを下げさせられ、それがテレビで全米に報道されました。

 

▼ トランプ

今年の秋にある大統領選に立候補しているトランプ前大統領は、ストリッパー(関係があったのは事実)に口止め料を払ったのは正当かどうかでただいま裁判中で大騒ぎ。

 

▼ アメリカ大統領の歴史は不倫の歴史

昨年、日本に帰国したとき、アメリカの大統領歴という本があり読んだら、初代大統領リンカーン時代から、ほぼすべての大統領たちが不倫関係に陥っていたとありました。

不倫したら、必ず後で叩かれるのに、やめられない、とまらない。

 

なので、女性は、結婚時に処女であるというのは、見せかけの道徳です。

 

とはいえ、モナコの王子と結婚するということになれば、ことは重大。

困ったグレースは、親友に問題を持ちかけます。

▼ 薬の半減期

飲み薬は、飲んで15分から30分で血液中の濃度が最も高くなります。

血中の薬の濃度が最も高かった時に比べ、半分よりも少なくなった時のことを半減期と言います。

 

素人としては、そうか、半分切ったら、次の薬を飲めば効果が持続すると思う。

でも、薬は、口、胃、小腸、血管、肝臓、血管、心臓、肺、心臓、血管、届け先という気が遠くなるような旅をしなければなりません。その間、20分はかかる。

 

もしも、血中の薬の濃度が半分を切ったときに2回目の薬を飲むと、薬の旅時間20分を必要とし、その間、最初に飲んだ薬の血液中の濃度はどんどん下がってしまう。

 

なので、2回目服用の薬が始動し始めた時には、1回目の薬の濃度はずっと下がってしまっている。一度下がってしまった濃度を再び押し上げるには、時間が必要。

それを防ぐには、半減期よりも前に薬を飲まないと!

 

▼ 前回の薬の効果がまだかなり残っている時点で次を服用するべし

図の背景が濃い青の部分は、理想的な血中の薬濃度を表しています。

飲み薬1回目を飲んだ後、薬の濃度は最高点に達し、そのあと下降する。

 

 

例えば、ある薬は効果を持続するには、最低でも濃度が65%必要だとします。その場合、2回目の薬は、薬の濃度が半減するよりずっと前75%ぐらいのときに服用する必要があります。

 

▼ 薬の飲み忘れ

うっかり薬を飲み忘れてしまうと、薬の血中濃度は75%→50%→30%というように下がってしまう。

仮に30%まで下がってしまった時点で薬を飲むと、ゼロからのスタートに近いかもしれません。炎症部位では、薬のおかげで炎症が抑制されていたのに、それが元の木阿弥に近い状態になる。

 

▼ 早めの服薬は危険

薬の効果がなかなかでなかったり弱かったりすると、決められた時間よりも早く飲んだり、量を勝手に増やしてしまいたくなります。

 

薬の効果がどうなるのかは不明ですが、副作用が強くなり、症状よりも副作用に悩まされたり、副作用が重大な事態を引き起こす可能性もあります。

 

 

▼ 決められた量よりも少なく飲むと

薬はからだに良くないからと、医師が処方した量を勝手に減らす人がいます。西洋薬は、薬の量が100%基準値に達したときに、最も最適に仕事をするように計算して作られています。これには、副作用がいつ、どのぐらいの期間、現れるかも考慮に入れている。

 

決められたよりも勝手に少なく飲めば、効果が出ず、薬代が無駄になる。

薬の量を信用できないのであれば、最初から飲まないほうが良い。

 

 

過去を振り返ると、間違った薬の使い方が思い出され、反省・・・。大事に至らずに済んでよかった・・・。

 

▼ 薬の旅の動画

こちらに薬がどこを通って体内に吸収されるかの動画があります。英語版ですが、動画の中のナレーションが、英語で全文、書かれていた。これなら英語圏の人でなくても、グーグル翻訳を使えば動画の内容が理解できる。

インターネットが発達することで、難しい医療が身近になった。ありがたいことです。

 

動画が速すぎて理解が追いつけないのですが、とりあえずチャレンジを。

 

 

 

▼ 動画の説明:
 薬物の吸収とは、投与部位から血液への薬物の移動です。

 

経口薬は胃に入り、そこで溶解して胃の内壁を覆う上皮細胞の細胞膜を通過するか、溶解せずに胃を通過して小腸に移動します。

小腸は最も一般的な吸収部位です。ここで、薬物は溶解して腸壁を通過します。

 

◎ 飲み薬

飲み薬は、小腸から吸収され肝臓に移動します。肝臓は、薬の一部ですが、毒扱いし、成分が働かないように変化させ、体外に排出させます。

 

残りは肝臓を出て、血液に混ざり全身を流れ、目的地へと運ばれ効果を発します。

 

◎ 静脈への注射や点滴

薬は、静脈注射で投与された場合、直接、血流に入ります。これにより小腸から吸収され肝臓で変化させられて体外に捨てられるということをわずかであっても防ぐことができます。

 

◎ 筋肉や皮下注射

筋肉内または皮下注射の場合、薬は筋肉または皮下組織に入り、細胞間の隙間から毛細血管壁を通り抜け血管に入り、目的の臓器に入ります。

 

◎ 血管の中を流れる薬量

バイオ アベイラビリティとは、飲んだり注射/点滴した薬が、肝臓を無事に通過し、全身を循環できた量のことです。

 

飲み薬だと、この量は、まず肝臓を通過しなければならないため、 100% 未満になってしまいます。

対照的に、点滴だと、肝臓を通過しないため、 100% 血管の中を流れます。

 

◎ 異なる吸収速度

薬剤の製剤が異なるとバイオアベイラビリティが変わります。なぜなら、薬剤は同じ速度または同じ程度で吸収されないからです。

 

たとえば、錠剤によって溶ける速度が異なります。

潰瘍性大腸炎の薬は、胃ではなく小腸や大腸で溶けるように設計されています。

胃から薬が出ていく速さも個人によって違い、少しずつ出ていく場合と、急いで出ていく場合は、胃の次にある小腸での吸収時間に違いが出ます。

 

薬の中には、少しずつ溶け出すように粒のコーディングが違い、1日に1回で済むのがあります。これもまた吸収速度が変動します。

 

薬自体が、速く溶けたりゆっくり溶けたりもします。

 

◎ 胃と小腸 (薬は水色の玉)

胃の表面に比べて、小腸の表面は絨毯のようになっていることから表面積が広く、ほとんどの薬は小腸でより速く吸収されます。

 

胃の中に食べ物がなく薬だけだと、血管の中に早く薬が入っていきます。

食べ物があると、逆に遅くなる。

 

血管の中に薬が流れていないと、胃の中の薬はすぐに血管に入る。

血管の中にすでに薬がたくさん流れていると、胃の中の薬は血管の中に入るのが遅れる。

 

◎ 油性の薬、水性の薬

薬が細胞の中に入ろうとするとき、油性の薬(ステロイドなど)は、細胞表面をおおっている膜が油性なので、簡単に通過できます。

逆に、水性の薬は、細胞の油膜によって中に入れない。

 

◎ 空腹時(胃酸が多い)

胃の中の酸性度が高いと、胃の近くにある酸性度の高い血管よりも、胃から遠くにあるアルカリ度の高い血管のほうに薬は吸収されていく。

 

▼ 感想

後半は、なにがなんだかよくわからなかった・・・。

でも最後までたどり着いた方は、薬理学 初級編 合格です。おめでとうございます。

 

以上、固い内容だったので、こちらで気分ほぐしを。