一番好きかもしれないドイツ人映画監督ヴィム・ヴェンダースの『PERFECT DAYS(パーフェクト・デイズ)』を3月(だったかな?)に見ました。
しかも2回。
お金払って2回も見るなんて滅多にありません。
それほど気に入ったってことです。
ヴェンダース好きとは言え、全ての作品を見ているわけではありません。
さすがに全部は難しい。
PERFECT DAYS 公式サイト
役所広司さん演じる主人公の平山は公衆トイレの清掃員。
木漏れ日好き。
よく写真を撮っています。
木漏れ日っていいですよね。
私も好き。
眺めてるだけで気持ちが穏やかになる。
無駄のない、自分の好きな物だけ置いてあるようなシンプルな部屋で暮らす平山。
でも実は、階下の台所には雑然と段ボール箱が積まれていたりする。
これが、平山の心の内を表現しているように感じたんですよ。
心の奥底に感情を含め様々なものを抱えたまま、これでよしとしているような。
激しい展開のない中にもちょっとした出来事が起きる、しみじみとする、また人生を考えさせられる映画です。
若い人よりも歳を重ねた人の方が感じるところがありそう。
私の勝手な解釈だけど。
とまあ、そんな感じです。
そうそう、エンドロールを見ている時に、プロデューサーとクリエイティブなんとかに旧い知人の名前があってびっくりしました。
全てローマ字表記なのに、私ったらよく気づいたと思う。
そこだけ光って見えたんですよね。
それほど縁が深い人ってわけでもないのに。
しかし、ヴェンダース監督と仕事ができるなんて、なんと羨ましいことか。
ではまた。
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