御朱印あつめ 多摩丘陵にある古社穴澤天神社

時間が空いたので以前から気になっていた、多摩丘陵にある穴澤天神社に行ってきました。

紀元前389年の創建とされる古社です。なんと2400年の歴史があります。

通称天神山の中腹にひっそりとある社殿は、ここだけ違う空気が漂っています。

今回はドキドキの車でのアクセスでした。

お参りをして、御朱印を頂きました。

車でのアクセス

この日は、テニスが早めに終了し昼ごはんには少し時間が早いので、以前から気になっていた穴澤神社を参拝することにしました。

穴澤天神社は、その名の通り天神社で菅原道真を祭っています。

ご祭神は少彦名命(すくなひこなのみこと)

創建は孝安天皇4年(紀元前423年)と言われており2400年の歴史がある、とんでもなく古い天神社です。

ご祭神は少彦名命で 相殿として菅原道真公、大己貴命(おおなむちのみこと)が祀られています。

少彦名命は、古事記や日本書紀に登場しています。

国造りの協力神、常世の神、医薬・温泉・禁厭(まじない)・穀物・知識・酒造・石の神など多様な性質を持っています。

コラムニスト黒川妙子が書かれた下記の文章が少彦名命 を良く表しているのではないでしょうか!

 

この『少彦名の命』は、海の向こうの常世の国からガガイモの実の船でやって来た小人神で、御伽草子の一寸法師などのルーツとも言われています。明るくユーモラスでいたずら者、豊かな知識と技術をもち知恵者なので神話の世界では人気者です。
あの出雲の大国主命の国造りに協力して全国を回られました。

車でのアクセスはドキドキ

場所は、よみうりランドの駅のそばなのですが、当日はテニスの帰りということもあり、車で向かいました。

よみうりランド駅前のコンビニの前を通り、京王線沿いに稲田堤方向に向かうと、300mほど走ると右側に穴澤天神社に向かう道があります。

細い登り道なので、本当に車で行けるのか不安で一度通りすぎて、再度のトライで登り始めました。想像とおり急坂の上、細い道です。

数分で境内にたどり着きます。2の鳥居の横を通り車を停めさせてもらいました。

私の後にも車で1台来て参拝をしていたので、間違いはないようです。

特に駐車場として区切られたエリアはありませんでした。

でも途中、運が悪いとすれ違えずバックする可能性のある道です。

後で調べると、入り口は3か所で、今回通った車の入れる道以外に、徒歩・自転車の人は、三沢川沿いに2か所階段があります。

一つは長い階段で、もう一つは湧き水の後ろ側の階段を通ります。

頂いた御朱印

御朱印は現在、書置きのものだけです。台紙がクリアータイプのものが3種類用意されていましたが、通常の紙のものを頂きました。

頂いた時期で字体は変わっていますが記載内容は同じです。以前は稲城小澤郷の印は無いものや稲城市鎮座の印などがあります。

3タイプのクリア御朱印を頂くことができます。

 

 

境内のようす

本殿です。本殿のそばにのぼり旗がありますが、この旗は読売ランドの駅の付近から、街の中のいたるところに旗がたっていて活気を感じます。

本殿は江戸時代前期(17世紀前期)の建立された、歴史のある建物です。

天保14年(1843)造立の狛犬です。とても味わいのある顔と姿です。右側の阿形狛犬です。

一般的には右側が獅子、左側が狛犬という組み合わせが多いのですが、左側も口を開けた獅子のようです。狛犬の特徴である角もありません。

工事の際見つかったご神木の根です。

神楽殿です。夏の例大祭では、江戸の里神楽がおこなわれます。

境内には土俵の跡があります。これもお祭りの際使われたものです。

まとめ

街全体にのぼり旗が立っており、穴澤天神社は地元で愛されている神社です。

お祭りの際には多くの人が楽しむ姿がネット上にあります。

山の中腹にある境内は、とても雰囲気があります。

長い歴史がその雰囲気を感じさせるのではないでしょうか。

是非一度参拝してみてはどうでしょうか!

 

 

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