おばばのブログ

2022年中高一貫校へ進学。大学受験(2028年)。東進スーパーエリートコース受講中

大学入試の「赤本」、表紙を20年振りに刷新!

今回は、大学入試の「赤本」が表紙を20振りに刷新したことについてです。

朝日新聞デジタル(2024/5/17)に記事が載っていたので、ポイントを紹介します。

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・大学入試の過去問を集めた「赤本」が創刊70年を迎えて、表紙のデザインを20年ぶりに刷新した。

 

・その2025年版の赤本は、5月下旬から刊行される。

 

・新しい表紙は、「赤」を基調としながらも、最上部のハチマキ部分の色をミントグリーンにするなど淡いパステルカラーを取り入れた。

 

・中央には、2025年の「5」を丸くデフォルメしたデザイン

 

・黒字の大学名や、白抜きの発行年の字の大きさを小ぶりにして、柔らかな印象に仕立てた。

【↓ こんな感じ!】

(©世界思想社教学社)

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・編集部では、利用者の意見を大切にしたいと、花園高校(京都市)の生徒十数人に意見を聞いた。(出版元の世界思想社教学社は京都市)

ー「赤本の色が鮮やか過ぎてプレッシャーを感じる」

ー「志望校が周囲にばれるので、恥ずかしい」

ー「優しい色合いならずっとそばに置いておきたくなる」

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・上原社長:「とにかく書店で目立たなアカンと思ってきた」

 

・表紙の色は、最初から「赤」に統一ではなかった。大学ごとに色がばらばらで、緑、紫、えんじ色などがあったが、1965年にオレンジ色に統一。

「オレンジ色のパスポート」と呼ばれた時代もあった。

 

・「赤」になったのは、1986年から

 

・また、今回は、「赤本」の言葉が初めて表紙の上のハチマキ部分に登場。

 

・これまで編集部では、「赤本」とは呼ばず、「大学入試シリーズ」を略して、「大入(だいにゅう)」と呼んできた。「赤本」には低俗な本との意味合いがあり、創業者は「赤本」と呼ばれるのを好んでいなかった。

 

こんな内容でした。

 

そうなんですね!

 

この記事を読んだ直後は、こんなことを感じました。

 

「赤本の色が鮮やかでプレッシャー」

→色でプレッシャーを感じる位ではとても受験を乗り切れないのでは?

 

「大学名が分かるのが恥ずかしい」

→多少、字が小さくなった位では、結局大学名は分かっちゃう。分からなくしたいなら、読めないほど小さい字にするしかないのでは?

 

そして、そんな声を踏まえてデザインを変える出版社も、一部の読者の評判におもねりすぎなのでは?

 

とか、思ったりもしました。

 

しかも、新しいデザインは、自分には、なんとなく昔風、少し古い感もあります。

 

ところが。

 

子どもにどちらのデザインがいいか聞いてみると、「新しい方!」とのこと。

 

また、更に考えてみると、デザイン刷新は世間ではそれなりに”話題”になると思うと、「赤本」の宣伝効果もかなりあるのではないでしょうか。

 

そう考えると、経営判断としては、デザイン刷新、効果がありそうな気がしてきました。

 

自分が大学受験の時にもお世話になった「赤本」、引き続き、受験生の役に立ち続けているのを感慨深く感じます。

 

今回は、ここまでです。

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