5月10日はこの国でも母の日

 

午後半休になる職場や休日になる

職場も結構あったりして

 

まあ、我が社は有給が残ってる人は

是非取得して下さ~い的な日にして

いるのですが

 

ペピートはどうやら半休らしい

 

私は10日の夜は仕事関係の食事に

招待されていたり

 

翌日はゴルフコンペなので

 

今回のファミリー行事は参加できず。

 

なので

 

9日の帰りがけに花屋に寄っている時、

ウォーキング途中のペピートに出会い

 

私は家へ、ペピートはそのまま

ウォーキングへ

 

 

義母に花を渡したのですが・・・。

 

義母の年齢は確か85歳

 

最近じっと座っている時間が長くなり

発言も???と言う事が多くなって

きた感じがするんです

 

 ”明日の母の日は私用事でお祝い

  出来ないから花買ってきました”

 

義母

 ”綺麗ね~”

 

 ”私の母は花よりホタテが良いって

  言ったので、日本に帰った時に

  もう渡したんですよ”

年末に贈ったホタテが美味しかったんだそうです。

 

義母

 ”お母さんはどこに住んでるの?”

ん?何回か聞かれたな

 

 ”日本です”

 

義母

 ”ふ~ん、遠いのかしら”

 

 ”飛行機で15時間です”

 

義母

 ”長いこと会ってないの?”

2週間前に会ったけど

 

 ”宜しく言っておいてね”

 

 ”先月会いましたよ”

 

 ”ペピートにも会えて嬉しかったって

  言ってました”

 

義母

 ”あら、ペピートも会った事あるの?”

写真一緒に見たし、お土産もあげてたけど

 

 ”ほら、これがペピートと私の両親が

     写ってる写真です”

 

義母

 ”あら、ペピートだわ”

 

 ”お花ありがとうね、生けるの

    手伝ってくれる?”

 

と言って二人で花瓶に生けて私は

夕食を済ませ2階に上がったのですが

 

暫くしてペピート帰宅

 

階下でなにやら聞こえる親子の会話

の後、ちょいと息を切らしながら

ペピートが2階に上がってきて

 

ペピート

 ”あのさ、ママちょっとおかしい”

 

 ”さっきさ、誰からこの花もらったの?

   って聞いたらロベルトって言うの”

 

 ”ロベルト?”

私、改名はしていない

 

ペピート

 ”時々来る庭師なんだけど”

 

 ”違うでしょ!Gがくれたんでしょ!って

     言ったら、そうそうGがくれたって”

 

 ”まあ、歳も歳だからね”

 

 ”さっきも、ペピートも日本に行った

    事あるの?って聞いてきた”

 

 ”まだ、日本から帰ってきて2週間しか

     経ってないのに”

 

ペピート

 ”日によっては普通なんだけどね”

 

 ”まあ、火の管理とかは注意した方が

    いいかもね”

今年の初め、煙探知機は付けました

 

 ”やっぱり確実に去年より言動がゆっくり

    になってるわ”

 

ペピート

 ”明日皆集まるはずだからちょっと

    相談してみる”

 

と言う事で

 

今年はなんだか少し寂しい母の日です。

 

 

この国の習慣に則り末っ子が母親と

最後まで生活をするという事で

 

ペピートが全面的に同居をしています。

 

男6名、女5名の11人兄弟ですが

 

毎週末義母を教会に連れて行ってくれる

義姉さんが平日も何回か義母の手伝いを

しに来てくれるだけで

 

義兄さん達、その他の義姉妹はイベント

時に顔を出す程度。

 

特に現段階で生活上介護が必要と言う訳

では無さそうですが、加速度的に老いは

進むという事を義母を見て実感しています。

 

さて、

 

1年に1回しか会っていない我が両親も

今年78歳

 

幸いどちらも健康で病気も怪我も無く

日常生活を送っています。

 

現状では私がペピートと一緒に日本に

帰って生活をするという選択肢は全く

現実的ではないのですが

 

迫り来る親の介護問題は

 

日本もメキシコも一緒のようです。

 

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