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『Little Kitty Big City』の感想・レビュー

ニャンコワールドアドベンチャー

186本目のゲームレビューです。

評価

〇かなりの猫ゲー

まさに猫好きによる猫好きのためのゲームという感じです。

コスチュームにおそろいのヘルメットがあって嬉しかったです。

『Little Kitty Big City』とは

発売日・対応機種

発売日 対応機種
2024年5月10日 Xbox Series(one)/Switch/PC

※Xbox(PC)Game Pass対応

どんなゲーム?

アメリカのインディーゲーム開発スタジオDouble Dagger Studioが開発したオープンワールド猫アドベンチャー

飼い主の家のマンションの高層階から落っこちてしまった黒猫を操作して、元いた部屋に帰るため街中を駆け巡る

感想など

癒やしの猫ゲー

『Little Kitty Big City』は、日本風の町で子猫を操作して猫のような生活を体験できる猫ゲーです。

一応、ゲームの目的としては、飼われているマンションの高層階に帰ることですが、これはあくまでゲームをクリアさせるための目標でしかなく、基本的にどう遊ぶかは自由です。

つまり、このゲームのメインコンテンツは「猫になって町を歩き回る」ということです。

猫になって自由に歩き回ろう

特に猫好きが注目したいのは猫らしい動作の数々です。

普通にブロック塀の上を歩いたり、ベランダやひさしの上をジャンプして渡ったり、小さい穴を潜ったりなどの動きは猫のグニャリとした柔軟さが見事に伝わってきます。

猫らしい動作が上手い

他にも、LTRT猫パンチを出して高いところから物を落としたり、サッカーボールを転がしたりなどの様々なニャンコアクションで猫体験が可能です。

猫パンチサッカー

また、アチーブメントならぬアチーブニャントがあって、一定数の鳥を捕まえたり、物を壊したりなどの様々な実績があります。

アチーブニャント

鳥を捕まえる(食べたりはしない)

あとは、収集要素として、猫にかぶせるコスチュームエモートなどがあります。

被り物でドレスアップ

エモートを集めてより猫らしい動作を追加

動物たちとの交流

『Little Kitty Big City』は主人公の黒猫以外に他の種類のカラスタヌキカブトムシカルガモといった様々な動物たちが登場し、彼らに協力したり、助けてもらったりします。

キラリが好きなカラス

カルガモと子供たち

ただし、ここでちょっと気になったのが、一部の動物たちの会話テキストが難解というかキテレツというか軽くサイコパスで動物らしいかわいさが全くないことです。

動物が喋るのは別にいいんですけど、動物らしい知能で喋ればよくて、SNSにハマってるとか妙な人間味は冷めますね。

特に気になったのは、意味不明な科学講釈をたれるタヌキとSNSマニアのカブトムシです。

ここら辺のテキストのセンスは海外のゲームのノリだなと感じました。

また、他の動物も無駄に長く語りたがるので翻訳は直訳せずにガッツリ意訳してしまっても良かったと思います。

長々と語るタヌキ

SNS好きのカブトム

他の動物もやたら語る

ボリュームはコンパクト

『Little Kitty Big City』はタイトルに「Big City」と付きますが、実はそんなにBigな都市ではありません。

ゲームをクリアするのも収集要素やサブクエストを無視してマンションに戻るだけなら3時間もかからないでしょう。

とはいえ、やりこみ要素をコンプリートしようとすればそれなりにジックリと遊ぶこともできます。

街も広くはないとはいえ、密度はあるので歩いていれば何かしら空き缶やらキラリやら発見があって楽しいです。

地味に空き缶集めに夢中になる

個人的にはこれくらいのコンパクトなボリュームでちょうどいいかなという感じした。

 

収集要素コンプリートまでジックリと遊べば購入価格分の体験は存分にできると思います。

以上

『Little Kitty Big City』のレビューでした。



 

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