オルカンから日本株が減ってインド株と中国株が増えた!インデックス投資が最強の理由とは?

CA NEWS

この記事は2024/5/16の日経新聞朝刊の記事を説明したものです。

この記事を読むと、eMAXIS Slim 全世界株オールカントリー通称オルカンから、日本株が減って、インド株が増えて、さらに補強されたことがわかります。

定年後の人生を考えると、リスクを抑えた投資方法が求められ、全世界株式指数の見直しに伴う日本銘柄の動向を参考にしながら、オルカンが強いことを説明します。

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インデックス投資とは

インデックス投資とは、市場全体の動きを反映する指数(インデックス)に連動する投資信託やETF(上場投資信託)に投資する方法で、市場全体に分散投資することで、個別銘柄のリスクを抑えつつ、長期的なリターンを狙うことができます。

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オルカンの動向

株価指数算出の米MSCIは14日(日本時間15日)、代表的な全世界株指数「MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(ACWI)」から日本株を14銘柄減らすと発表しました。

円安でドル建ての時価総額が目減りし、削減数は2年ぶりの多さとなってきており、日本株の存在感が薄れる一方で、中国株は10銘柄増加し、インド株も13銘柄増加しました。

オルカンはさらに多様化し、成長市場での投資機会を増やすことができました。

日本銘柄は14減少し、中国銘柄が10増加し、インド銘柄は13増加し、シンガポール銘柄は5増加しました。

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日本

657億円の売り、79億円の買い

中国

56億円の買い、46億円の売り

インド

600億円の売り、146億円の買い

 シンガポール

57億円の売り、16億円の買い

日本株比率

時価総額比率は0.090%減少し、3.50%に

中国株比率

0.023%減少し、2.85%に

インド株比率

0.060%増加し、1.84%に

シンガポール株比率

0.016%増加し、0.30%に

日本株薄れる存在感

2020年代に入り、全世界株式指数から日本株の存在感が薄れてきています。

これは、日本の経済成長の鈍化や少子高齢化などの要因が影響しており、米国や中国、インドなどの新興国市場が急成長していることが原因です。

日本株の組み入れ銘柄数が減少し、投資家の関心が他国の市場に移っていることがわかります。

日本株が薄れる存在感を取り戻すためには、企業の競争力強化や市場改革が必要で、個人投資家にとっては、こうした市場動向に左右されないインデックス投資が有効な選択肢となります。

日経平均株価と世界株の成長

日経平均株価は2月にバブル期以来の最高値更新を果たしましたが、世界株も同様に成長が続いています。

このような市場の動きは、インデックス投資が有効であることを示し、世界中の市場に分散投資することで、特定の国の経済状況に依存せず、安定したリターンを狙うことができます。

インデックス投資のメリット

分散投資によるリスク分散

インデックス投資は、幅広い市場全体に投資するため、個別銘柄のリスクを軽減でき、一部の銘柄の価格変動に大きく影響されることがなく、安定したリターンを期待できます。

低コスト

インデックスファンドやETFは、運用コストが低く抑えられていて、高額な手数料を支払う必要がなく、コストパフォーマンスに優れた投資が可能です。

長期的な成長が期待できる

歴史的に見ても、株式市場全体は長期的に成長してきており、インデックス投資は、市場全体の成長を享受することができ、特定の企業の業績に依存しないため、安定した資産形成が期待できます。

手間がかからない

個別銘柄の選定や市場の動向を細かくチェックする必要がないため、忙しい人が手軽に始めることができます。

特に、定年後のセカンドライフを楽しむためには、手間のかからない投資方法として最適です。

まとめ

全世界株式指数の見直しに伴い、日本銘柄の減少が報じられました。

日本株の存在感が薄れている現状でも、インデックス投資を通じて世界全体の成長に乗ることができるオルカンは最強です。

オルカンは日本株が減少し、中国株も減少する一方で、インド株が増加したことで、成長市場での投資機会が強化されました。

リスクを抑えつつ長期的な資産運用を実現するためには、インデックス投資が非常に有効な手段です。

以上の内容を参考に、定年後の生活を見据えた資産運用計画を立ててみてはいかがでしょうか?

私が投資を始める時に最初に読んだ山崎元さんの本はとてもわかりやすかったので、参考にしてみてください。

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