ドルステニア・フォエチダを植え替えたッ!!

こんにちはこんばんは。4月中旬に塊根植物を植え替えました。

ドルステニア・フォエチダ
ドルステニア・フォエチダ

植え替えたのはドルステニア属の塊根植物、フォエチダ。

このフォエチダは、去年の11月下旬に栃木県足利市のあしかがフラワーパークで購入。

ドルステニア・フォエチダって珍しい植物ですよね?あしかがフラワーパークのフラワーショップは、そんな珍しい植物も販売しているマニアックなショップです。フラワー以外も充実。

↑↑↑ただし繁忙期の品揃えはそうとも限らないので注意してください。

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今回はそのドルステニア・フォエチダの植え替え記事です。

ドルステニア・フォエチダ

フォエチダはクワ科ドルステニア属の塊根植物。アフリカ東部からアラビア半島紅海沿岸部が原産地です。ドルステニア代表…といってもよいかな?塊根植物好きが手を出す(逆に言うと塊根植物好きじゃないと手を出さない)ドルステニア属の植物としては、比較的手に入りやすい品種だと思います。

ドルステニア・フォエチダ
ドルステニア・フォエチダ

うちの植物達の中ではかなり普通…普通の樹みたいな見た目です。

樹高の低いいわゆる灌木で、原産地では低木林や岩の日陰に自生しています。そのため直射日光が苦手(後述)。

他の多くの塊根植物達、例えばパキポディウムやオペルクリカリアと同じように落葉性です。生長期は春~秋で、休眠期の冬季に落葉します。

フォエチダの最大の特徴が、落葉した葉っぱの後がデコボコと残り、水玉模様みたいな幹になるところです。うん。…やっぱ全然普通の樹みたいじゃありませんね。独特の見た目をしています。

購入したのは2023年の11月。

あしかがフラワーパーク。フラワーショップでの購入品
左:ドルステニア・フォエチダ。右:アリオカルプス・アガベ牡丹

上にも書きましたがフォエチダは冬には落葉します。ですが去年は暖冬だったこともあって、11月でしたがギリ葉が残っていました。

その後完全に落葉しましたが、室内栽培である我が家では12月に(やはり暖冬だからだと思いますが…)新芽を吹きました。

ドルステニア・フォエチダ
ドルステニア・フォエチダ。12月に新葉展開

が、…やっと寒くなってきた1月に再び落葉。

今年(2024年)は2月の下旬から3月が寒かったのですが(※関東)、3月中旬ごろから再び新芽を吹く。という忙しいヤツでした。

ドルステニア・フォエチダの花芽

落葉したり新葉を展開したり、結構忙しいヤツでしたが、花芽も出しました。

ドルステニア・フォエチダ
ドルステニア・フォエチダ

まだ出したての花芽ですが、このあと広がってヒトデみたいな花を咲かせます。

フォエチダは自家受粉するので、順調に生育すれば種ができます。

そんでその種は成熟するとはじけ飛んであっちこっちで発芽する…という方法で生息域を広げる。そんな話をシマムラ園芸のイベントの時、カクタスブライトの二瓶さんから伺いました。

温かくなった4月中旬、新葉を展開し花芽を出し始めている、そんなドルステニア・フォエチダを植え替えます!

ドルステニア・フォエチダの植え替え!

まずは主役のドルステニア・フォエチダ!

ドルステニア・フォエチダ
ドルステニア・フォエチダ

もうすっかりワサワサ。

鉢を横にして側面を軽く叩きながらフォエチダを取り出します。

取り出したフォエチダの根に付いている古い土を落とします。土落としには筆を使いました。

古い土を落とし終わったフォエチダ↓↓↓

ドルステニア・フォエチダ
ドルステニア・フォエチダ

…えーと。フォエチダの根はどの程度イジっていいんでしょう?(←この辺の情報が少ない)

ですが、このまま植えてもすぐに鉢の中が根でいっぱいになりそうなので、根を切り詰めます。

ドルステニア・フォエチダ
ドルステニア・フォエチダ

こんくらい切りました。先っぽの細い根はほとんどカット。

次に植え替える鉢の準備。

今回植え替えるのは3Dプリンターで自作した植木鉢。

3Dプリンターで自作した鉢
3Dプリンターで自作した鉢

極初期に作った鉢…だった気がします。直径φ10cmの3号サイズ。

鉢底に通気用のリブを配置。この辺もいつもと変わらず。

3Dプリンターで自作した鉢
3Dプリンターで自作した鉢

この鉢に鉢底石を敷きます。

鉢底石を敷く
鉢底石を敷く

鉢底石は軽石+日向土。

この上にある程度まで用土を敷いたら、殺虫剤と肥料を散布。

殺虫剤と肥料を散布
殺虫剤と肥料を散布

使った用土は、市販のサボテン多肉植物用の培養土。殺虫剤はオルトランDX。肥料はマグァンプKです。どれも定番。※もしかしたら肥料はいらない…というか、塊根植物の場合は入れない方がいいかもしれません。

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ここにドルステニア・フォエチダをセット。位置と高さを調整しながら、隙間に用土を入れていきます。

ドルステニア・フォエチダ
ドルステニア・フォエチダ

この上にマルチング材(化粧砂)を敷きます。マルチングは見た目を整え、潅水時の水の勢いで用土が飛び散るのを防ぐ役割があります。

ドルステニア・フォエチダ
ドルステニア・フォエチダ

今回使ったのは(今回も)富士砂。黒い火山性の化粧砂です。

これで植え替え終了…なんですが、問題は最初の潅水をいつするかということ。

アガベやハオルチアは植え替え後すぐに水を与え、サボテンやエケベリアは1週間ほど時間を置いて水をあげます。フォエチダは…どうすんだ?←この辺の情報も少ない。

すぐに水をあげるかあげないかは、その根が乾燥に弱いか強いかが主な理由なんですが…

なんとなーくなんですが、フォエチダの根は乾燥に強くなさそうな見た目だったので、すぐに水をあげました。

ドルステニア・フォエチダ
ドルステニア・フォエチダの根

これが正しい判断なのかはよく分かりません。ですがとりあえずフォエチダは今も元気です。

以上植え替え終わり!モヤっとしたけど…

ドルステニア・フォエチダの育て方

ドルステニア・フォエチダは幹に水分を蓄えているため、乾燥には強いです。他の多くの塊根植物と同様、乾燥気味に育てましょう。

  • 日照
    遮光もしくは明るい日陰での栽培をオススメします。耐陰性がある…というより直射日光が苦手なようです。フォエチダの栽培に関して、よく日に当てるという記述も見るので、直射日光に当てた結果…葉焼けしました。植え替え時の画像の、変色している葉や枯れた葉は葉焼けした葉です。よく日に当てる=直射日光に当てるではないのが日本語の難しいところ。うちでは50%程度の遮光をして育てています。いまんところ徒長はしていません。
  • 潅水
    乾燥には強いのですが、加湿には弱いので、鉢の中が完全に乾いてからたっぷりと水をあげましょう。根が湿った状態が長く続くと根腐れします。乾湿のメリハリをつけるのがポイントです。うちでは5日~10日に1度水をあげています。夏は涼しい夕方か夜に水を与え、休眠期の冬は暖かい時間に表面が濡れる程度の水を1カ月に1,2回あげましょう(うちではあげていました)。株の状態によっては冬は完全断水してもいいと思います。
  • 温度管理
    暑さに強く寒さに弱いです。最低気温が5℃を下回りそうなら室内に取り込むのが安全です。夏場は鉢内が蒸れないように風通しを良くしましょう。
    また落葉性の灌木なので、寒くなって葉を落とし始めたら休眠の合図です。潅水の量を徐々に減らしましょう。

以上ドルステニア・フォエチダの植え替えでした。

開花!!

近況です。5月に入ってフォエチダが開花しました!!

ドルステニア・フォエチダ
ドルステニア・フォエチダ

ホントにヒトデのような花!!

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いまだに植え替え時にどのくらい根を切って良いか?植え替え後、最初の潅水はどのタイミングが良いか?はよくわかっていません。とりあえず我が家のフォエチダは結構根を切る&植え替え後すぐに水をあげる。で順調に生育しています。

それでは。


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