No study nor picture, no life.

一日「一学習 or 一写真」

もう1株のカキの木の実

我が家では以下のカキも育てている。
「10年ほど前に田舎(=隣の市、現在は)から甘柿がたくさん送られてきた。
品種名は不明。田舎・伝来の甘柿と思えた。
美味しくいただき沢山の見事な種が得られた。
そこで室内にあった沢山の植木鉢に蒔いてみた。
と・・大部分が発芽、見事な苗になって成長の良い順に庭に植えた。
とそれから数年後現在の田舎に引っ越すことになり2株だけぞうさんマークに一緒にお願いして移動。
現在地で、1株は庭の片隅、1株は移動の大変な大きな植木鉢に移植した。
と、庭の片隅では10年以上経過も花がつかない。
植木鉢の株は、3年前(=ちょうど『カキ八年』だ)から花はつき始めていた。
しかしすぐに落花という憂き目に。
2023年は結構花が咲き、10果ほど膨らんで期待満載していた。」
そーーれから;
その柿は2個の実を収穫できた。
ところが以下;
「切って『あまがき』として食べてみた。
ところが『少々渋い』うーーんん。食べたけど。
というわけで、甘柿なのか不明のまま。
カキは、元々渋柿。それが一種の突然変異で『甘柿』が出現と言われているらしい。=育種の専門書では=
その甘柿も、1_野生の『トンゴ柿』タンニン粒に押し込めるタイプと、2_富有柿;最初から甘柿だけど未成熟果は少々渋い、とされる。
我が家の上記柿が2_なのか、はたまた間違って渋柿種が混入したかは謎。」
 
今年はseveral upto 20 くらいありそうで、確認できると思われる。
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以上は、柿の実の実生編だ。
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次は、むかし・・20年近く前の話。
 
幼稚園教員だった娘が園庭の柿を配給された。
これは「もっと美味しかった。」
で、もちろん・・これから種を集めて実生。
ところが出てくる個体出てくる個体、変形したものばかり。
双子葉でなく三子葉とか、単子葉とか。はては茎が曲がったとか。
推定;これは「台木に接木した苗」=最近の甘柿品種なのだろう。でも変形形質の「DNA」の由来は不明。
 
学んだこと;接木苗の実生はそのままの形質はなぜか伝わらない。言えることは「少なくとも」難しい。
 
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