本日は、

 

・前回のコーデまとめ完結編

・参考デザインの選び方・取り入れ方

 

です。

 

引き続き、昭和の洋裁本(昭和27年~)ドレメ式から、当時の技術をお伝えしようと思うのですが、そのまま当てはめるには困難な部分も出てきました叫び

 

例えば、、、

着物に慣れ親しんだ方への洋裁本なので、

こんなことも書かれています。

 

「洋裁は和服と違い、裁つと同時に、全体の形が、ほぼ決まってしまうのですから、裁つ前の準備は細心に、どこまでも念入りにしなくてはなりません」

 

大事なポイントを言われているのですが、和裁になじみが薄い私たちにはピンときません真顔

 

その時代を垣間見れてとても新鮮なのですが、 ややこしくなって頭が混乱しますよね爆笑笑い

 

なので、

私の経験も交え、お伝えしやすいような形に変更を加えて書くことにしましたほっこり

 

 

  前回のコーデまとめ完結編

 

こちらは、前回の続きです…

 

個性を生かす(欠点を隠し、長所を生かす)

スタイルの選び方、デザインの仕方

 

※注意 クラシックなスタイル全盛の時代による見解ということを踏まえてみていただければ幸いです。

 

がっしりとした大柄な人

小柄な人(背の低い人)

色・柄

・大柄で男性的な感じの人は、特に色彩や柄に注意することが大切

✔明るく強い色彩

✔単純な縞や格子柄

✔模様もはっきりしたものが似合う

 

・地質は光を吸収するような生地で織り方の荒い物がよい

・光沢のある生地はいっそう大きく見える

・小柄な人は、比較的明るくて落ち着いた色を選ぶ、濃く地味すぎる色は引き締まって小さく見える

 

・模様や柄も、体全体が小さいのだから、小さめの方が良く、地質は良いものでないと引き立たない

 

デザイン

 

・身頃

・スカート

 

・お腹の出ている人は、胸の高さを出すとお腹が目立ちにくい

 

・顔の大きい人は、胸幅を広めにし、肩幅も実際より広く見えるようなデザインにすると目立ちにくくなる

 

・腰の大きい人は、腰に大きなポケットや、ドレープがあるとよけいに大きく見える。ピッタリと合わせすぎてもさらに目立ってしまう

✔ダーツやタックをとって、腰の形を隠してしまうというのが上手な方法

✔ポケットを付けるときは位置に注意する

・ごちゃごちゃしたものは避けた方が無難、あっさりとスッキリした型が良い

 

・小さいボタンなどを沢山並べてつけたり、ゴテゴテと飾りを付けたりしないように、横の切り替えなどもあまり入れない方が無難

 

・カラーなども小さめにし、衿ぐりも大きくあけすぎない

 

・スカート丈は、長すぎず短すぎず、程よい長さに

 

猫背の人(部分に気になる人)

・気になる部分をなるべく目だたさないように工夫する

 

✔袖…ラグランやフレンチスリーブ(袖付けの縫い目がないもの)より、セットイン(袖付けのある普通の袖)の方が猫背が目立ちにくい

 

✔身頃…後ろ丈を短くして、タブらせた型(ブラウスド・シルエットなど)背中にゆとりがあるもの

背中の高いところから布を下にたらしたようなデザイン

 

✔コート…背中に丸みを持たせたコートや、丸み位置に注意する

ヨークを付けて下からギャザーを入れるような場合は切り替え位置を高くする

ボタンや装飾なども、よく考えた位置にする(背中の高いところに着けるとかえって猫背を目立たせてしまう)

 

 

  参考デザインの選び方・取り入れ方

 

さあ、服をつくるぞービックリマーク

というときって、

まずはデザインですよねキラキラ

 

その時のアドバイスが書かれていました。

(※本文には時代に合わせて変更を加えています)

 

🌸ファションモデルの体型は、服をより魅力的に見せる為に、実際の人には見られないほど背が高いものです。

 

慣れないうちは、ファッション雑誌などのモデル体型etc…に惑わされて失敗することがよくあるものです。

これを同じ割合で自分の体に当てはめてみたら、矛盾を感じることもあるでしょう。

・スカートのポケット位置やデザインのポイント位置

・フレアー分量(裾幅)

・胸の切り替えの傾斜

なども変更したほうが、より自分に似合う服となっていきます。

 

人それぞれ、体型などの特徴が違っているのですから、そのスタイルと同じに…加減なしに応用したのでは、決してうまくいくものではありません。

 

電球そこで、一番大切なことビックリマーク

 

ファッション雑誌のスタイルを頭に入れたら、

そこから一度離れて、自分の体に当てはめて、

その結果を考えてみるということです。

 

つまり、

そのスタイルと自分との調和、

服飾の分量はどうか?

(ポイントとなるデザイン・ボタンや飾り)

どの位置に置いたらよいか?

 

自分自身を中心に、

全体の調和と均整に注意することが

何より大切になってきますニコニコキラキラ

 

 

 

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いかがでしたでしょうか?

 

とは言え…

 

服作りは、失敗してこそ勉強になるし、

そうすることの繰り返しで、

記憶に深く残り、次の応用がきくようになります。

 

恐れてはいけません

何度も失敗して、

さらに好みに合うものに変えていく、

それも良いモノづくりにとって

大切な要素だと思います。

 

暗記ではなく実践!

 

次回は、

・参考製図について etc…となります

お楽しみに(*'ω'*)

 

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〘追加です〙

←よかったら使ってやってください、絵文字のHTML まだまだ改良の余地ありですが…(;^_^A

(絵文字クリック 1月6日更新)