哲学の科学

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長期目標について(6)

2024-04-28 | yy95長期目標について


国際序列の追求、これは分かりやすい。世界第五位。列強。非白人国のトップ。若者に誇りと夢を与える。これが徳川封建システムを代替する新しい長期目標になったといえるでしょう。

さて、明治維新から百数十年後、今日の日本は、再び、というか何度目かのアンシャン・レジーム、システム老化、つまり幕末のような、閉塞状況に陥っている、といわれます。
長期目標は見えていません。少子高齢化で若者の希望は見つかりません。若者は、受験競争、就活、婚活、会社格差、資産格差の壁を這い登らなければなりません。個人のサバイバルと幸福の追求で忙しい。
共同の長期目標はどこにあるのでしょうか?経済成長。地球温暖化対策。百年人生。
現在、政府が唱えている政策では画期的な目標は出ていません。マスコミのアンケートで新しい目標は出てくるのか?
経済成長一直線はもう古い。しかし家康のような、あるいは明治維新のような、あたらしい世を作るゲームチェンジャーはどこにも見えません。

ここで突然飛躍して、荒唐無稽なアイデアを羅列してみましょう。
時代を極限にまでさかのぼって、縄文時代のシステムに戻す。大家族集団で自給自足経済を基本とする。ただし便利な現代の科学技術と医学は保持する。マンガにありそうです。









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