蓮舫当選?ダメ。ゼッタイ。
遠藤健太郎公式チャンネル(YouTube)は本日午後九時、日韓関係に関する動画を上げます。これは、今後の啓蒙活動に於いてどうしても必要なもので、中には「なんでこんな動画を」と思う方がおられるかもしれない内容ですが、わが国を取り巻く情勢について極めて重要なことを忍ばせておきました。
対日ヘイトスピーチ(憎悪差別扇動)にすぎない左翼・極左は、概して右派・保守派を「嫌韓」「差別主義者」「戦争賛美の連中」と決めつけがちですが、私自身も私の目にも、むしろ右派・保守派のほうが人種差別を嫌い、わが国を守るために避戦を願っています。
全方位に攻撃的言動を繰り返す中共や北韓(北朝鮮)、および彼らに躍らされている日韓の政府や活動家、またわが国に流入して暴力行為に及ぶ一部の外国人を強く批判することは、当然のことであり決して差別ではありません。
保守派の多くは、そうした国や地域、人びとの行ないを抑止できないわが国行政と立法に怒っているのです。
その怒りの根源は、立憲民主党の謝蓮舫参議院議員(東京選挙区)のようなものを当選させてしまう私たち国民自身にあり、対日ヘイトがもたらす苦境の顛末を見抜けないまま、いよいよ来月に迫る東京都知事選挙で同じ過ちを繰り返しそうであることにほかなりません。
光文社記事に書かれた謝氏の振る舞いは、現職の小池百合子都知事と通じるものがあります。私がかねてより小池氏を批判してきたのは、学歴詐称に見られる「自身の虚飾」にも表れた「私はお前らより上位」という態度を目の当たりにした経験からです。
つまり、小池氏を嫌って謝氏に投票しても、結果は同じにしかなりません。それでも読者ご指摘のように田母神俊雄元航空幕僚長の票が小池票から流れ、謝氏に影響がないとすれば、謝氏を当選させてしまうかもしれないのです。
仮に日本保守党や参政党が候補を出しても、結局は小池票の奪い合いになり、ますます謝氏を優位にしてしまいかねません。別の読者が、先の静岡県知事選で「川勝県政の継承者」を名古屋市の河村たかし市長が応援してしまったことで日本保守党への期待と信頼が大きく揺らいだ、とご指摘になったように、それが都知事選にどう影響するかも考えねばならないでしょう。
こうしたことは、いかに「田母神都政」の実現が困難であるかを表しており、いわば「小池票を根こそぎ奪って謝氏を追い払う」しかないのです。
元「台湾籍」を謳ってきた謝氏は、実は自分で「在日中共人」であることを語った記事の発見、その後の一切説明しない(「お前ら国民どもには必要ない」という)不誠実極まりない態度で、国籍不明のまま立法に居座ってきました。台湾を守ろうという素振りさえ見せない彼女は、さだめし「中共籍」なのでしょう。
中共が「子飼い」の馬英九元総統(国民党)時代に認めた両岸経済枠組協議(ECFA)の一部内容を、蔡英文前総統(民主進歩党)の政権下でそのままにしたにもかかわらず、頼清徳新総統の就任でいきなり停止にしたのは、それだけ中共が台湾侵攻へ大きく舵を切り始めたことを示しています。
わが国も五月十九日記事で申したように突然水産施設の税関登録を停止され、中共へ輸出できないよう嫌がらせを受けましたが、こうした中共の脅迫・恫喝行為は、それだけ中共が日台両国民(※)の世論を気にしていることの証左です(※ 台湾を敢えて「国」として扱います)。
両国民の多くが「中共を許さないという政府の対応は、私たちを苦しめるだけだ」と思うよう、中共が仕向けているのです。こうしたやり口は、謝氏を始めとする立民ら左翼野党の主張とほぼ一致しています。
しかし、中共のこうした方針は、頼政権側に見破られており、選挙直前(一月)の一部優遇措置停止に続く今回の百三十四品目は、いずれも大きく台湾経済を揺り動かすものではありません。本当にそうした品目に手をかければ、既に墜落した中共経済にこそ大打撃であり、それは「できないだろう」と頼総統も知っています。
無理を通せば道理が引っ込むという中共・北韓・左翼・極左の常套手段を、わが国もことほど左様に「やれるところまでやってみろ。決して道理は引っ込まないんだ」とはねのけねばならないのです。