満州開拓団の悲惨な結末(その5) | 日本人の進路

日本人の進路

左翼全体主義(共産主義)国家化が進む日本。マスコミはどこを向いても左翼ばかり。これでは日本国民が洗脳されてしまうのはくやしいけどどうしようもない。ただあきらめてしまったら日本の明日はない。日本の中、露、朝への属国化が現実のものとなってくる。

満州開拓団の悲惨な結末(その5)

 

   日本が好きな方はクリックをお願いします 
人気ブログランキングへ












****************************





満州開拓団の悲惨な結末 

2012年10月 Minade Mamoru Nowar
http://www7a.biglobe.ne.jp/~mhvpip/0607HisannaSaigo.html


 

満州開拓団の悲惨な結末
                     2012年10月 Minade Mamoru Nowar

 

 

 

 

 

(続き)

 

 

ちなみに、加藤陽子・東大教授は、著書『戦争の日本近現代史』(講談社新書)
第283~4頁で、
「1940年初頭の数字によれば、この時中国にいた支那派遣軍は
85万人の規模に膨れあがり、太平洋戦争開戦前、すでに20万人もの
戦死者を出していた」と述べている。

時点  陸軍兵員数海軍兵員数陸海軍合計兵員数
1940年昭和15年12月135万人22万人157万人
1941年昭和16年12月210万人31万人241万人
1942年昭和17年12月240万人43万人283万人
1943年昭和18年12月290万人71万人361万人
1944年昭和19年12月410万人130万人540万人
1945年昭和20年08月547万人169万人716万人

注:1940年12月 8日、対米英米開戦。 
  1945年 8月15日、連合国に無条件降伏。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

地域別・陸海軍別 終戦時の残存兵員数
厚生省援護局 昭和39年3月
本表数字には、朝鮮人、台湾人、軍属、支那事変戦没者/陸軍181000人 海軍7700人を含む。

     陸  軍    海  軍    総  計
   終戦時
残存兵員数
S12.7.7~
戦没者数
  終戦時
残存兵員数
S12.7.7~
戦没者数
  終戦時
残存兵員数
S12.7.7~
戦没者数
日本本土(含周辺)2,372,70058,1001,962,80045,8004,335,500103,900
小笠原諸島15,0002,7008,60012,50023,60015,200
沖縄諸島40,90067,90011,20021,50052,10089,400
台 湾128,10028,50062,40010,600190,50039,100
朝 鮮294,20019,60041,7006,900335,90026,500
樺太・千島88,0008,2003,0003,20091,00011,400
満州664,00045,9001,500800665,50046,700
中国本土(含香港)1,055,700435,60069,20020,1001,124,900455,700
シベリア052,3000400052,700
中部太平洋諸島48,60095,80058,300151,400106,900247,200
フィリピン97,300377,50029,900121,100127,200498,600
仏領インドシナ90,4007,9007,8004,50098,20012,400
タイ106,0006,9001,500100107,5007,000
ビルマ・インド70,400163,0001,1001,50071,500164,500
マレー・シンガポール84,8008,50049,9002,900134,70011,400
ニューギニア30,200112,4003,60015,20033,800127,600
その他286,100156,400104,20055,300390,300211,700
合 計5,472,4001,647,,2002,416,700473,8007,889,1002,121,000

海軍大臣であった米内光政や海軍次官であった山本五十六ですら
テロの恐怖にさらされていた。

陸軍内部において、内ゲバで、永田鉄山陸軍省軍務局長が殺害された。

【話せばわかる】が通じなかった、テロを行った無知で愚かな
陸海軍の若手将校たちは、文字通り【気狂いに刃物】であった。
無知な彼らの愚かなテロ行為が日本を破滅に導いたのである。

無知で愚かな陸海軍将校テロリストたちの犯した罪はあまりにも重い。
日本の国語辞典にある【愛国】とは正反対の行動であった。

限りなく膨張を続けた軍事費は国民の生活をどん底に陥れた。

旧大日本帝国陸海軍の高給職業軍人たちは、
自分たちはゼイタクのかぎりを尽くしていながら、
国民に対しては、【ゼイタクは敵だ】【ほしがりません勝つまでは】との
徹底した洗脳教育を行い、耐乏生活を強制した。

廣田内閣は岡田内閣の後を受けて1936年3月9日に成立したのだが、
旧大日本帝国陸軍の最高指導者たちと高級参謀たちに脅かされ続け、
最後は、寺内寿一陸相の議会解散要求のため1937年(昭和12年)
2月に総辞職した。この年の7月7日に日中戦争が始まる。

陸軍の石原莞爾が引き起こした満州事変泥沼化した日中戦争になった。

外交の松岡洋右が結んだ日独伊三国軍事同盟が日本を地獄へと導いた。



関連サイト:

韓国従軍慰安婦問題

田母神俊雄氏の詭弁(きべん

藤原正彦『日本国民に告ぐ』批判、及び『日本人の誇り』読後

 

 

 

 

 

 

 

 

(完)

 

 

***************************