猫と歳時記と水泳と

I keep a diary.

あさがほやまづあさあさの日のひかり   久保田万太郎

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今夜は雨がしとしと降って、風が涼しく秋めいています。昼間はまだ暑くて残暑!って感じですが、朝晩はだんだん涼しくなってきました。

庭の朝顔がすごく元気が良くて、傍にある野菜たちが負けそうなので、少し手入れをしようと思っています。ですが、朝しか開かない朝顔を切るのが忍びない…。

今朝の天声人語朝顔の開花を長持ちさせる改良が出来た…うんぬんと話が載っていました。異常気象が続いて、気持ちが落ち着かない昨今は、朝顔は朝に咲く花であってほしい。「朝顔はやはり朝がいい」同感です。

(省略)朝刊が配達されるころ、露をふくんだように咲く姿には、「凜(りん)」と「幽」の字を重ねた趣がある。そして志賀の言うように、移ろいは速い。

そうしたはかなさも、遺伝子の組み換えで変わるのだという。農研機構花き研究所(茨城県つくば市)などの研究チームが、朝顔の老化にかかわる遺伝子を見つけたと、夏休み前の記事で読んだ。遺伝子の働きを抑えたら、花の寿命が約2倍に延びたそうだ。

夜もしぼまず、あくる朝まで咲いていた。遺伝子は、英語の「はかない」という意味にちなみエフェメラル1(ワン)と名づけられた。切り花の観賞期間を延ばす応用も期待できるという。

はかなさから、しぶとさへ。技術の進歩は色々なことを可能にしてくれる。とはいっても朝顔はやはり朝がいい。蕪村の名高い絶唱〈朝がほや一輪深き淵(ふち)のいろ〉も早朝の涼気のなかでこその一句だろう。ゆく夏。拙宅の鉢はきのうも二つ花をつけた。天声人語 2014年8月25日(月)より

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 風ふわり朝顔ひらき空の色

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週末は水泳コーチの仕事や早朝の製パン製造のお手伝い、母の病院の付き添いと水泳指導の代行、食事の買出しや広報誌の記事のアンケートなどなど、忙しなく過ごしました。今週で8月は終わり。9月は少し自分の時間がつくれるかな…。

 


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