浅間神社


新年あけましておめでとうございます。



今日、鹿島屋の本社は、正月休みです。
私は、家中の掃除をしながら、家族とのんびり過ごしています。

とは申しましても、ガソリンスタンドは年中無休。
スタッフは、今も各々のSSにて作業の真っ最中です。



「鹿島屋社員の皆さん、日頃ご愛顧いただいているお客様、そして、読者の皆様に向けて、私なりのメッセージをおくりたい。」そんな想いで始めた本ブログも、今年で5年目。



私自身、昨年はなかなかブログを書く時間は取れませんでした。でも、これはこれで自分を振り返るよい機会にもなっているので、これからも続けて行きます。
今年もよろしくお願いします!



さて、以下は、鹿島屋社員に向けて送りました新年のご挨拶です。(長文失礼)


~~~~~


皆さまにおかれましては、心新たに新年を迎えられたこととお慶び申し上げます。



「何で、最近急にガソリン店頭価格が150円台から120円台まで暴落したのでしょうか?」
「何で、お隣の看板価格より1円高いだの、1円安いだの、争わないといけないのでしょうか?」
「何で、ガソリン価格は高い高いと言われているのに、ガソリン税53.8円は一向に減らないのでしょうか?」
「将来、本当に電気自動車や燃料電池自動車の時代は来るのでしょうか?」



そもそも、私達のガソリンスタンド業界は、これからどうなっていくのでしょう?



皆さんにとりましても疑問は尽きないところだと思いますが、私にも詳しいところは分かりません。先ずは私達にガソリンを卸していただいているJXさんにお考えがあるのでしょうが、それ以上に、日本の政策、さらには世界規模での様々な思惑が影響しているように思えます。



でも、そんな事情を知ったところで、私には何か面白くない感じがします。マスコミ報道で、度々ガソリン価格について取り上げられるのは、それだけ私達国民の生活に直結しているから。にもかかわらず、そのガソリン価格は、国民のお財布事情や私達鹿島屋の販売努力をもあざ笑うかのように、乱高下する。商売を度外視、何よりお客様目線を度外視したマーケットに振り回されるのは正直何か面白くないのです。



しかし、私はこう思います。私達にはどうすることもできないガソリンスタンド業界。この業界がこれからどうなっていくかを読むことは困難です。それよりも、この業界がどう変化しようとも、揺るがない強い鹿島屋をいかに創るか。そのために、これから鹿島屋は何をするかが大事だと考えます。是非、皆さんと共に、そんな将来の鹿島屋を創っていきたいです!




さて、皆さん、年末商戦、寒さに負けず最後の最後まで、本当によく頑張りました。中には少人数体制を強いられたSSもありましたが、3人のグループ・マネージャーはじめ、本社社員、乳井部長も応援に入り、お客様のために全力を尽くしました。その努力の成果は、実績だけでなく、スタッフ同士の強い絆にもなったのではないでしょうか。大晦日の夜、私はあるSSに立ち寄りましたが、スタッフルーム中央に用意された仕事納めのピザが温かく、ピカピカに光って見えました。これぞ、やり切った、勝利のピザですね。皆さん、本当にお疲れ様でした!




最後に、新年を迎えるにあたり、私から皆さんにお伝えしたいこと。今年は、片意地張らずに、素直に申し上げます。



昨年は、長年貢献していただいた社員が多く去りました。そんな中で、今まで当たり前だった業務が出来なくなり、遅くなり、皆さんに多大なご迷惑、ご心配をおかけしたのも事実です。本当に申し訳なく思っています。



その反面、たくさんの「気付き」もあったと思います。



今まで当たり前にあったものが無い。無くなったことで初めて、当たり前がこんなに有難いことだと気付きました。出来ないのであれば、どうしようか、皆で話し合って決めることも増えました。1人では出来ないことも、皆で力合わせて頑張れば不可能も可能になることにも気付きました。

それだけではありません。厳しい中、たくさんの社員、メイトが仲間に加わりました。さらには、JXさんはじめ、様々な方々からも熱いご指導をたくさんいただきました。皆さんには年末ぎりぎりまで、この厳しい状況を何とか乗り越えようと本当に頑張っていただきました。



まさに、ピンチがチャンスになった1年でもあったと感じています。
皆さん、心から、感謝、お礼申し上げます。



しかし、綺麗ごとだけでは済まされないのも事実です。今なお山積している問題や課題をこれから頑張って1つ1つ潰していく覚悟です。さらに、先に申しました「強い鹿島屋をいかに創るか。そのために、これから鹿島屋は何をするか。」を追求していきます。そして何より、これを実現するためには、皆さんの力が必要です。今年1年、是非、皆さんと力を合わせて「新生鹿島屋」を創っていきましょう!




最後の最後になりますが、社員の皆さまにとりまして、この新しい1年が健康で幸せになりますように。そして、皆さまの大切な方々が笑顔でいられますよう、心からお祈り申し上げます。



2015年 元旦       

代表取締役社長 増田雄一郎 


~~~~~


これを読んでいただきました皆さまにとりましても、よい一年になりますように。



鹿島屋のホームページです。

http://www.kajimaya.net