名古屋・岐阜のコピーライター小沢です。
学校で学んだ文章の型に、
「起承転結」があります。
でも、ホームページやブログでサービスを売りたいなら、
残念ながら「起承転結」では売れません。
やはりネットにおいては、
「知りたいことを端的に伝える」ことが重要なんですね。
では、「知りたいことを端的に伝える」には、
どんな書き方があるのでしょうか。
今回は、いろんな書き方がある中で、
ビジネスにおける「プレゼンテーション手法」が
意外と役立つのでお伝えしますね。
そもそもプレゼンテーションって、
お客様に対してメリットを、
「端的に」「わかりやすく」伝えることが目的です。
そんなプレゼンテーションの技法の中でも、
知る人ぞ知る技法に「PREP法」があります。
その構成は、以下の通りです。
----------------------------------------------------------
[PREP法]
P・・・・・・Point(結論)
R・・・・・・Reason(理由)
E・・・・・・Example(事例)
P・・・・・・Point(結論)
----------------------------------------------------------
[PREP法]とは結論から書き出して、
そのあとに理由や事例を述べることで、
相手を説得していく文章構成法です。
では、さっそく文例をもとに解説してみましょう。
文例
〇〇整体は、しつこい腰痛に効果的です。
なぜなら、腰痛一筋20年のキャリアがある整体師が施術をするから。
実際に、これまで年間〇〇人も改善をしてきた実績があります。
整形外科にいっても治らなかった方は、
〇〇整体にぜひ、ご来院ください。
この文章を各項目に落とし込んでみると…。
Point(結論)
〇〇整体は、しつこい腰痛に効果的です。
Reason(理由)
なぜなら、腰痛一筋20年のキャリアがある整体師が施術をするから。
Example(事例)
実際に、これまで年間〇〇人も改善をしてきた実績があります。
Point(結論)
整形外科にいっても治らなかった方は、
〇〇整体にぜひ、ご来院ください。
「PREP法」にすると、結論から書き出すので、
伝えたいことが端的に伝わります。
さらに、その根拠を書き添えるので
相手を納得させることもできます。
一般的な書き出しだと、売りたいがため、
ついつい自己主張ぎみに書いてしまいます。
でも、それは一つ間違えれば「押し売り」状態。
その結果、ホームページの訪問者は、読む気が失せてしまいます。
当然のことながら、購買にもしつながりません。
ネットでは知りたいことを、すぐに伝えること。
さらに上記のような説得力のある構成にすることで、
精読率をあげることができます。
つまり、モノが売れたり、サービスの申し込みに
つながるってことでもあります。