まだパシュートや複合ラージヒルなどまだメダルの可能性がありますので、長野を越える可能性が高そうです。
そしてメダリストやメダルに届かなかった選手のオリンピックまでの道程が最近良く放送されますね。
それを観て思うのは、アスリートにとってオリンピックを目指すというのは、自分の想いだけではなく、家族や友達、会社、時には故人の想いも背負って戦っているケースが多いという事。
当然のようにも感じますが、果たして冬のオリンピックで充分な収入が約束されている人がどのくらい居るでしょうか?
その中で自分と他人の想いを背負って戦う事は、それがお金の為だけでは無い事の現れで、更にストイックに自分を追い込んでそれに耐えて上に行ける人はアスリートの中でも一握りなのでしょう。
この結果(まだ進行形ですが)を受けて金メダルの二人には国民栄誉賞を検討しているとか。しかし本当にそれを二人は望んでいるのでしょうか?
自分や回りのアスリートが頑張っている競技を少しでもメジャーにしてアスリートが頑張れる環境をもっと国が支援する事を望んでいるのではないでしょうか?
才能があってもお金が無くて世界を転戦出来ない、世界と戦う為の器具が購入出来ない等、平等は難しくてももっと色んな競技に目を向けて欲しいのでは?
オリンピック戦士は結果として望まずして国を背負って戦っているのですから。その結果に国民は一喜一憂する。
安部総理はオリンピック開会式に出席し、韓国大統領や北朝鮮代表と会談したり政治的に動いたようですが、北朝鮮からの防衛も大事でしょうが、このオリンピックという平和の祭典をしっかり見て本当に平和に向かう為に他に手がないのか考えて欲しいと思います。
そしてオリンピックが終わればメダリストや活躍した選手は脚光を浴びるでしょうが、マスコミにはアスリートに対しての敬意を持って対応して欲しいなぁと思います。
プライベートを追ったりする事はアスリートを駄目にする可能性がある事ですから。追うのならば、そのスポーツの楽しさや本質を是非伝えて欲しいと思います。
平昌オリンピックもあと5日。その後は東京オリンピックですが、アスリートにとっても、それを観て側にとっても素晴らしいものになって欲しいです。