昨年夏に参加した、東松島・石巻被災地見学、
夏祭りが開催された、東松島仮設住宅へ日帰り訪問をしてきました。
こちらは、東松島市立宮野森小学校
木の香り漂う、すばらしい小学校ができていました。
震災復興伝承館
2017年8月ごろまでに、この地区の仮設住宅の供与が終了し、
多くの方が宅地や災害公営住宅の引き渡しを経て、移転される予定です。
避難所から仮設住宅を経て、
3度目の新しいコミュニティに溶け込めることができるか─
住宅は安定したものになるけれど、人々との交流、町づくりはまた変わる。
移転後の家賃の負担や、移動手段、若者の働く場が減ってしまっている現状など
不安は多く残されています。
被災をした野蒜駅。
再会をしたひびきと根古の皆さんには、絶品の「鳴瀬の牡蠣汁」をご馳走いただき
夏祭りのとき同様に、あたたかく笑顔いっぱいでつつまれました。
そんな楽しい交流のなかでも、不安感をお持ちでいられることは、端々に見受けられます。
仮設住宅ではない新しい家で、新しい生活がスタートすることはうれしいことですが
仮設住宅で築いてきたコミュニティの分断や、社会的弱者が流れから取り残されるのではなど
心配事はさまざまです。
震災後6年たち、今後も被災地に思いを寄せ、何ができるか行っていくか
参加者みなが改めて考える一日となりました。
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