トヨタ クラウン MS50型 | よしぷらぁ

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続栃木発よしくんち!怖~いかみさん、またまた怖~い娘たちに囲まれながらも、何とか生きてる、よっし~日記。あちこちぷらぷら、よしぷらぁ。

 寝る前のひと時!適当に本?を読んで、っていうか眺めるのって楽しい。そんなひと時に眺めるモンって、まぁ何時も通り、昭和のブツが多い。そんな中でも何故かお気に入りなのが、取扱説明書(笑)。トヨタ クラウン MS50型の奴。当時流に言えば、トヨペット クラウンですね。コレ、昭和43年10月発行の取説です。それでわ、見てみましょ!


 表紙の素敵なお姉さん。華麗に、ハンドルチェンヂしています(コラムシフトの事っす)。今のお姉さんじゃ、まず有りえないわなぁ。って、皆オートマ免許じゃん(多分)。しかも素手で運転してな~い所が、お上品。現在、こんなお姉さん、いるんだろか?




 ページを捲ると!「最初の1000kmまでは控目な運転を行なってください」って。「慣らし運転しろっ」って事か。今じゃぁ、こんな文言を取説で見る事は、まず無いっすね。慣らし不要っていうのが、今の常識?みたいだし。でも、オラは、新車買った時には、必ず慣らし運転しますけど。




 MS50型クラウンっちゃ、こんな形してます。形より何より今じゃ、絶滅してしまったグレード名「デラックス」っつうのが素敵すぎます。好きなグレード名なんだけどなぁ。



 更に、素敵な名前が「トヨグライド」!当時のトヨタのオートマ車は、こう呼ばれていました。っつう事は、表紙の素敵なお姉さんみたく、ハンドルチェンヂしなくても、乗れたんじゃ~ん。トヨグライド車選べば。って此処で謎が解けた?このお姉さん、トヨグライド車、運転してたんか。



 上の写真の「トヨグライド」。コラムシフトですが、フロアシフトも選べました。写真は、クラウンのスポーティグレード!クラウンSです。



 所で、シフトレバーの前の計器!なんじゃぁ?時計かぁ?いや、タコメーターっす。エンヂン回転計。スポーティ走行には、必要不可欠なメーターですが、何故かこんな所に付いています。こんな場所に付いてちゃぁ、スポーティ走行中に見る事、まず不可能じゃね~んか?まともに見ていたら、まず事故るだろ~に?




 まぁ、このタコメーター見て、スポーティな走行が出来たとして、次にする事と言えば、燃料が減って、ガソリンスタンドに行くわなぁ。っで、燃料を入れる口の場所が、また素敵なんすわぁ。何と、ナンバープレートの上。一見、何処に給油口があるか分からんわ。




 それでは、操作系も見てみましょ!
ライトのスイッチは、今のステアリングコラムから出ている、レバー&ロータリー式ではなく、引き出し式。


 ワイパーも同様です。




 上級グレード車は、電動窓です。でも、このドアトリムに4つ並べられたスイッチ、どのボタンを押すと、どの窓が動くかが分からん(笑)。取説見れば、この様に書いてあるから分かるけど。でも、このタイプのパワーウィンドウスイッチ、トヨタでは1980年代後半まで、廉価グレードを中心に、現役でした。



 ラヂオも素敵っす。オートサーチ式。っつっても機械式。サーチボタンを押すと、指針が自動的に動き、電波をキャッチすると5秒間止まり、また動き出し、希望の局が出てきたら、もう一度サーチボタンを押すと、その局に固定される仕組み。それにしても、この頃のカーラヂオのデザインって何故か好きなんです。



 昭和から平成の今まで、確固たるブランドを築き、現役でそのブランドが生きている日本車って、ホント少なくなってきた。そんな中でも、このクラウンっていう車は、ある意味、常に日本車の最先端を行っている、古くて新しい車かも知れないなぁ。


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