4月に入り、当院の患者数はどうなっているかを1日~16日の11日間を比較してみると、3月は平均42名、4月は平均37名と1日あたり5人減少しています。4月は日眼で、金曜の午後から土曜日私が不在でしたので、土曜日の数が30名ほど少ないため、実質は平均2名少ない計算になります。つまり、4月前半は5%患者数が減少しています。手術数は変わっていませんので、外来数だけの現象ですが、これを1カ月に換算すると40万円の売り上げ減になります。
 保険診療は消費税がかからないと言いますが、患者さんにとっては、初診で40円、再診で10円の増加になるのが、減少の原因でしょうか?
 眼科では実際には白内障を除くほとんどの手術が減点になっていますので、手術費用は安くなります。
 クリニックにとっては、薬代、試薬代などすべて消費税が5%から8%にアップしますので、支出は3%増えます。
一方、自費診療はすべて3%以上上がりますので、LASIKはますます減少します。多焦点は先進医療ですので、手術費用は保険会社が支払いますので、影響はほとんどないようです。
多焦点眼内レンズは4月も12眼と3月と同じ数です。ただ、3月までに支払いをした方は、消費税が5%のときの値段ですので、いずれにしろ、4月は若干トータルでも減少になります。
 第3週の14日以降は従来の患者数になっていますので、今後は、患者数も戻るのではないかと思っています。