「日常へ」
9月6日(日)6時00分 起床 曇り
北海道に来る時は大荒れの海で散々でした、でも今日はどんよりと曇っているものの洋上の波は穏やかまるで湖のようで、その中をフェリーは滑るように進んで行きます。同じ海とは思えません、行きと帰りの太平洋上で何とも気まぐれな自然の一端を垣間見れたような気がします。
「甲板」1
(バナーをポッチンとクリックして頂くとブログランキングが表示されます。現在「茨城」4位、「生き方」3位あたりで~す。緑と青のバナーを1日1回クリックして頂くと順位に反映されますので、宜しくお願いしま~す。)
「船内」
フロントにある電光掲示板をみると現在地は気仙沼沖を過ぎたあたりのようです。大洗港まではまだあと8時間ほどかかりますので船内をあちこち探検してみることにしました。
まずは甲板に、船外に通じるドアを開けて甲板に出てみると、床が少し濡れていて風もややありましたが、船が大きいせいか揺れはほとんど感じられませんでした。
「電光掲示板」
甲板は広くてデカイです、ここで間違いなく100m競争が出来ます。
船べりから真下の海を覗くと船が切り裂いた白波が後方に飛び散ってゆくのが見えます。これが意外に早いスピードで後方に飛び去って行きます。それをジーッと見ていると海の中に吸い込まれそうになります。
「さんふらわ さっぽろ」の案内には航海速力24ノット(約45km)と書いてありましたので、このでっかい図体に似合わずフェリーは意外に早い速度で航行しているようです
「甲板」2
万が一のための大きな救命ボートも具備しています。1か月前に「だいせつ」の火災事故がありましたので、そっち関係には何となく反応しちゃいます。
「甲板」3
蛇足ですが「救命浮き輪」も常備しています。
「甲板」4
そしてこの「さんふらわ」のマーク、恰好いいです。天気が良ければここのイスに座って「本」などを読むと、贅沢な時間が感じられて最高の気分を味わえるかも。(隅の方に何脚かのイスが置いてあります。)
「甲板」5
遠くに船がかすんで見え、そしてその先にうっすらと陸が確認できます。お天気が良いとはっきり陸が見え、灯台まで確認できます。そして洋上では行き交う貨物船やら漁船、タンカーなどの賑やかな光景が見られるんですが、今日はちょっと視界厳しいですねぇ、残念!
「洋上」
ということで、船内に戻ります。
皆さん展望室や娯楽室などで時間がゆっくりと過ぎてゆく船旅を思い思いに楽しまれています。
「展望ラウンジ」
深夜便フェリー「さんふらわ しれとこ」が貨物輸送に重点を置いた設備であるのに対して、「さんふらわ さっぽろ」はこれに加えてレストラン、展望室、キッズランド、マリンシアターなど旅客設備が充実しています。船の大きさもこちらの方が2,000トンほど大きいです。
昼食を食べてさらにあちらこちらウロウロしていると見覚えのあるタワーが。
「大洗マリンタワー」、大洗港到着です。
「大洗マリンタワー」
モーターボートやらカモメさんが歓迎のお出迎えです。
「大洗港」1
「大洗港」2
船はゆっくりゆっくりもうイライラするぐらいの速度で港内に入り定刻の14時ちょうどにバースに接岸です。(何度か接岸の様子は見ていますがこのデカイ船が細かな方向転換をしながらピタッとバースに接岸するのがなんとも不思議でたまりません。スクリューを逆回転したりいろいろやっているんでしょうが……。)
少し待たされて乗用車の下船開始のアナウンスが、ザックを持ってDデッキに、いましたいました軽トラと19時間ぶりのご対面です。
「軽トラ in Dデッキ」
周りの車もエンジンをかけ下船スタート、前の車に続いて軽トラも下船です。
「Dデッキ」
9月6日(日)14時30分 大洗フェリーターミナル 到着
曇り空の大洗フェリーターミナルに上陸です。1週間ほど前にここから北海道の大地(非日常)に向けて出発しました。そして今日軽トラとともに無事戻ることが出来ました。
「大洗フェリーターミナル」1
「大洗フェリーターミナル」2
「大洗フェリーターミナル」3
上陸すると皆さん一直線に帰路につかれるようです。軽トラもその車列に加わって進みます。
そしてこの先のあの角を右折するとたぶん「日常という名の現実」が待ち構えているはずです。
「日常への曲がり角」
今回の旅を計画した時からどうなることやらと思っていましたが、たくさんの想定外の非日常(感動、間隙、刺激など)に出逢うことが出来ました。今まではひとり旅が多かったんですが今回は軽トラという旅の相棒がいたことが大きかったかもしれません。走り切ってくれた平成13年式軽トラに感謝です。
そして今、日常に戻りました。でもでも良く考えてみるとその淡々とした長い日常があればこその「旅」なんですよね。
毎日が「非日常」でしたら、「旅」に出る必要はありませんので。
ここから自宅まで30分ちょっとかかりますので、この道中に「日常」との戦闘準備を整えながら帰ることにしましょう。
次回に、つづく。
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9月6日(日)6時00分 起床 曇り
北海道に来る時は大荒れの海で散々でした、でも今日はどんよりと曇っているものの洋上の波は穏やかまるで湖のようで、その中をフェリーは滑るように進んで行きます。同じ海とは思えません、行きと帰りの太平洋上で何とも気まぐれな自然の一端を垣間見れたような気がします。
「甲板」1
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「船内」
フロントにある電光掲示板をみると現在地は気仙沼沖を過ぎたあたりのようです。大洗港まではまだあと8時間ほどかかりますので船内をあちこち探検してみることにしました。
まずは甲板に、船外に通じるドアを開けて甲板に出てみると、床が少し濡れていて風もややありましたが、船が大きいせいか揺れはほとんど感じられませんでした。
「電光掲示板」
甲板は広くてデカイです、ここで間違いなく100m競争が出来ます。
船べりから真下の海を覗くと船が切り裂いた白波が後方に飛び散ってゆくのが見えます。これが意外に早いスピードで後方に飛び去って行きます。それをジーッと見ていると海の中に吸い込まれそうになります。
「さんふらわ さっぽろ」の案内には航海速力24ノット(約45km)と書いてありましたので、このでっかい図体に似合わずフェリーは意外に早い速度で航行しているようです
「甲板」2
万が一のための大きな救命ボートも具備しています。1か月前に「だいせつ」の火災事故がありましたので、そっち関係には何となく反応しちゃいます。
「甲板」3
蛇足ですが「救命浮き輪」も常備しています。
「甲板」4
そしてこの「さんふらわ」のマーク、恰好いいです。天気が良ければここのイスに座って「本」などを読むと、贅沢な時間が感じられて最高の気分を味わえるかも。(隅の方に何脚かのイスが置いてあります。)
「甲板」5
遠くに船がかすんで見え、そしてその先にうっすらと陸が確認できます。お天気が良いとはっきり陸が見え、灯台まで確認できます。そして洋上では行き交う貨物船やら漁船、タンカーなどの賑やかな光景が見られるんですが、今日はちょっと視界厳しいですねぇ、残念!
「洋上」
ということで、船内に戻ります。
皆さん展望室や娯楽室などで時間がゆっくりと過ぎてゆく船旅を思い思いに楽しまれています。
「展望ラウンジ」
深夜便フェリー「さんふらわ しれとこ」が貨物輸送に重点を置いた設備であるのに対して、「さんふらわ さっぽろ」はこれに加えてレストラン、展望室、キッズランド、マリンシアターなど旅客設備が充実しています。船の大きさもこちらの方が2,000トンほど大きいです。
昼食を食べてさらにあちらこちらウロウロしていると見覚えのあるタワーが。
「大洗マリンタワー」、大洗港到着です。
「大洗マリンタワー」
モーターボートやらカモメさんが歓迎のお出迎えです。
「大洗港」1
「大洗港」2
船はゆっくりゆっくりもうイライラするぐらいの速度で港内に入り定刻の14時ちょうどにバースに接岸です。(何度か接岸の様子は見ていますがこのデカイ船が細かな方向転換をしながらピタッとバースに接岸するのがなんとも不思議でたまりません。スクリューを逆回転したりいろいろやっているんでしょうが……。)
少し待たされて乗用車の下船開始のアナウンスが、ザックを持ってDデッキに、いましたいました軽トラと19時間ぶりのご対面です。
「軽トラ in Dデッキ」
周りの車もエンジンをかけ下船スタート、前の車に続いて軽トラも下船です。
「Dデッキ」
9月6日(日)14時30分 大洗フェリーターミナル 到着
曇り空の大洗フェリーターミナルに上陸です。1週間ほど前にここから北海道の大地(非日常)に向けて出発しました。そして今日軽トラとともに無事戻ることが出来ました。
「大洗フェリーターミナル」1
「大洗フェリーターミナル」2
「大洗フェリーターミナル」3
上陸すると皆さん一直線に帰路につかれるようです。軽トラもその車列に加わって進みます。
そしてこの先のあの角を右折するとたぶん「日常という名の現実」が待ち構えているはずです。
「日常への曲がり角」
今回の旅を計画した時からどうなることやらと思っていましたが、たくさんの想定外の非日常(感動、間隙、刺激など)に出逢うことが出来ました。今まではひとり旅が多かったんですが今回は軽トラという旅の相棒がいたことが大きかったかもしれません。走り切ってくれた平成13年式軽トラに感謝です。
そして今、日常に戻りました。でもでも良く考えてみるとその淡々とした長い日常があればこその「旅」なんですよね。
毎日が「非日常」でしたら、「旅」に出る必要はありませんので。
ここから自宅まで30分ちょっとかかりますので、この道中に「日常」との戦闘準備を整えながら帰ることにしましょう。
次回に、つづく。
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