自動化で選択肢広がる 生産拠点 人件費重視から変化
日本経済新聞 掲載
製造業は人件費の高騰を背景に、先進国から新興国へと生産拠点を移してきた。
背景にあるのは、安くつくれば競争力を保てるというコストを何より重視する考え方だ。
生産コストの大半が縫製などの人件費となるアパレルでは主流の考え方だが、自動化技術の進化によるコストダウンが視野に入ってきた今、生産拠点の立地見直しが進む可能性もある。
スポーツ用品世界大手の独アディダスは、ドイツ国内での生産再開を決めた。ロボットを活用し、人手を抑制して生産する。
消費者が求めるデザインや機能をいち早く実現するには、アジアから長期間かけて輸送していたのでは間にあわない。
流行の移り変わりに対応できる仕組みを目指す。
ファーストリフティングもユニクロで、省人化できる機械を導入することで、より消費地に近い拠点でニット商品を生産する体制を模索する。
ただ、安くつくれても売れなければ在庫が積み上がるだけ。
最新の情報を商品開発に生かせる短納期の実現を重視し、生産拠点を移す動きが広がりつつある。
自動化や省人化で生産地選択の幅は広がった。
競争力の源泉が「コスト一辺倒」から変わり、最適地を探る動きが本格化しそうだ。
以上
わが国も製造業の国内回帰が進んでおり、製造業の雇用者数も7年ぶりに1000万人台に達したとのこと、どの会社も自動化、省人化を導入し生産性の向上に必死ですね。
税理士ゆーちゃん より
最後まで読んで頂き、有難うございます
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