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サラバ!血液のにごり 心筋梗塞を防ぐ新常識

2014年09月25日 | 健康情報

◆食後まもなくの「血液のにごり」が 動脈硬化をまねく!?

通常、健康診断では、食後12時間以上たってから血液検査を行うため、食後まもない状態での

血液を調べることができません。そのため、健康診断では「問題なし」とされていた人の中に、

血清がにごり、動脈硬化が起こっている人がいます。

この「食後まもなくだけに現れる“血液のにごり”」は「食後高脂血症」と呼ばれます。

食後まもなくの中性脂肪値の高さと、心筋梗塞や狭心症などの発症リスクの関係を調べた

調査によると、食後に血清がにごる人は、にごらない人に比べて約3倍もリスクがあるという

結果に。

通常の健康診断では見つからない「食後高脂血症」が動脈硬化をまねき、さまざまな命の

危険にもつながるという問題が、最近注目されているのです。

しかし現在、一般の医療機関では、食後まもない状態での血液検査はおこなっていません。

簡便に自分で血中の中性脂肪値が測定できる方法を開発中とのことです。

◆「血液のにごり」解消のポイントは 内臓脂肪を減らす+筋肉を増やす!

最近急に体重や腹囲が増えてきた方は、「血液のにごり」が生じている可能性が高い

と考えて、運動や食事の改善など、早めの対策をとられることをおすすめします。

血清のにごりの正体は、中性脂肪がリポたんぱくリパーゼという酵素によって脂肪酸にまで

分解されきれなかった、いわば「残りかす」(レムナント、と呼ばれます)です。

これが血管壁の内部に蓄積されることで、動脈硬化が引き起こされます。

「血液のにごり」を改善するには、まず内臓脂肪を減らすことがポイント。

さらに、リポたんぱくリパーゼはとくに筋肉中の毛細血管に多く存在するため、運動で筋肉を

つけると、リポたんぱくリパーゼが増えて、中性脂肪を活発に分解してくれるようになります。

おすすめする運動の目安は、1日30分以上の早足ウォーキング。軽く息が弾む程度の運動が

おすすめです。

◆果糖のとりすぎは 中性脂肪の増加につながる!?

血中の中性脂肪を増やすもののひとつに、果糖があります。果糖は、ぶどう糖の2倍以上も

甘みが強く、少量でも強い甘みを生み出せるため、低カロリーの甘味料として清涼飲料水

などによく使われています。ところが、摂取した果糖は肝臓に取り込まれ、その一部が

中性脂肪に変換されるという特徴があります。また、満腹感を感じにくいという性質があり、

ついとりすぎてしまいがち。飲料水などの成分表示を見れば、どれくらいの割合で果糖が

含まれているかがわかるので、とくに中性脂肪値が高めの方は、果糖のとりすぎに気を

つけましょう。

高果糖液糖 果糖が90%以上

果糖ぶどう糖液糖 果糖が50%~90%未満

ぶどう糖果糖液糖 果糖が50%未満

 

(2014年9月24日 ためしてガッテン)

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