2018年06月16日

東京マルイ M14 SOCOM Magnusチューン

ORGA AIRSOFT TAKAです。

本日は東京マルイ製M14SOCOMのMagnusチューンをご紹介致します。
根強い人気を誇る東京マルイ製M14は内部の剛性も素晴らしくチューンを施す事でより素晴らしい1丁に仕上がります!
またストック内にバッテリーが収納出来るのでコンセプトに合わせ様々なタイプの物が使えるのも魅力ですね。
M14 SOCOMの特徴であるマウントベースが付いておりますのでスコープの搭載が可能です!
スコープ一覧はこちらよりご覧ください。

M14

それでは作業を開始します。
トリガーガードを下方向に下げて外します。(固定によってはかなり硬い場合もあり)
本体を前にずらしながらストックから引き抜きます。

トリガーガード

この時にセレクターレバーはFULLに合わせておきます。
セミにしておくと分解の際にストックにメカボのセレクターパーツが引っ掛かり破損する事がございます。

フレームから取出し

コッキングハンドルスプリング(リコイルスプリング)をガイドごと一旦前にずらして外します。

コッキングレバースプリング

オペレーティングロット(コッキングハンドル)を固定しているステーのネジを外します。

コッキングレバー

後方のネジも外します。
これでステーが外せます。

コッキングレバー

レシーバー下部を外します。
レシーバーとメカボを固定しているマガジンハウジング部のネジを外します。

レシーバー下部

下部レシーバー固定ネジを外します。

レシーバー下部

ボルトストップのピンを細いポンチを使い外します。

ボルトストップ

ボルトストップの下側にあるネジと下部レシーバー溝のサイドにあるピンを抜きます。

レシーバー下部

HOP調整ダイヤルの左右にあるアウターバレル基部と下部レシーバーを固定しているネジを外します。
これで下部レシーバーが外れメカボが取り出せます。

アウターバレル基部

次にメカボの分解です。
M14のメカボはスイッチ等の通電装置やトリガーがメカボの外にあるVer7タイプです。
①トリガーのスプリングを外します。
②セレクターレバー固定ネジ2本を外します。
③セーフティー装置のネジ2本を外します。
④セーフティーレバー固定ネジを外します。

メカボックス


次は左側です。
こちらはサイドのプレートの固定ネジ4本を外すと全て取り外せます。
この時にスイッチやカットオフレバーのスプリングを無くさない様にして下さい。
あとはモーターハウジングごと外してメカボの上部のスライド固定パーツを外しメカボ固定ネジを外せばOK!

メカボックス

この様にメカボの中はシンプルです。
シリンダーやギアを外し洗浄します。

メカボックス分解

今回軸受けはメタル6mm軸受けに変更済でしたので再度接着をし直し使用しました。
ギアはSHS製M14用強化ギアに変更します。
ギアに7#と表示されているのはM14のメカボはVer.7だからです。
給弾不良対策としてセクターチップも組込みます。

M14強化ギア

続いてシム調整を行います。
シム調整のコツをYouTubeにて動画をUPしておりますのでご覧ください。

シム

ギアのグリスアップはBREAKTROUGH BATTLE BORN ガングリスを使用します。
少量をギアの歯に塗布し筆などで薄く塗り延ばして下さい。

ガングリス

シリンダーはボアアップのMagnusシリンダーセットM14用を組込みます。
シリンダーヘッドの組込み方法はこちらよりご覧ください。

MagnusシリンダーM14用

ピストンも耐久性向上の為にJA製14歯メタルTeethピストンを使用します。

ピストン

ノズルは集弾性向上の為にでんでんむしM14用を使用します。
このノズルは先端が特殊な形状となっており、チャンバー内で毎回同じ位置にBB弾がセットされる事によりBB弾の回転数が安定し集弾性向上に繋がります。

でんでんむしM14用

シリンダー内とノズルの内側にグリスを薄く塗り伸ばし、シリンダー周りを組み上げます。
シリンダー内のグリスアップにはBREAKTROUGH BATTLE BORN ガングリスを使用し、指でシリンダー内に薄く塗り延ばします。
その際ノズルの先端を指で押さえピストンを前後させて気密漏れがないかチェックします。

シリンダー周り

メカボ内のギア周りとシリンダー周りを組込ます。
スプリングはMagnusスプリングを使用します。

メカボックス組込み

ギアの軸、ピストンレール、タペットプレート周りなど摩擦が発生する部分には必ず潤滑材を塗りましょう。
この部分の潤滑材も新しい「BREAKTROUGH BATTLE BORN HPプロ ガンオイル 金属連結部潤滑材 」を使用します。
このガンオイルは金属部分の擦り合う部分やプラスチックパーツにも使用可能です。

ガンオイル

最近はカスタムの定番となってきました東京マルイサマリウムコバルトモーターを使用致します。
サマリウムコバルトモーターを組み込めばハイレートスプリング使用時でもトリガーレスポンスを損なうことなく使用出来ます。

サマリウムコバルトモーター

M14のモーターはショートタイプなのでサマリウムコバルトモーターをショートタイプに加工します。
加工の方法はこちらよりご覧頂けます
SBDも組込みます。

ショート化加工

メカボを組み上げます。
オーナー様のご希望で配線をテフロン配線に変更致しました。
M14はメカボだけでテストドライブが可能です。
モーター位置の調整も行います。

メカボックス

次にフロント周りのチューンに入ります。
アウターバレル基部のネジを4ヶ所外します。

チャンバー取外し

これでアウターバレルが取り外せ、インナーバレルが取り出せます。
チャンバーからインナーバレルとHOP周りを外します。

チャンバー取外し

チャンバーパッキンが変形していたので念の為交換致します。
マルイ純正パッキンを適当な長さにカットして使います。

チャンバーパッキン

インナーバレルはMagnusチューンの定番Magnusバレルを使用します。
ワイドボアのバレルは内壁にBB弾が当たり回転を乱す事を最小限に抑え、それにより弾道が安定します。

Magnusバレル

面HOPはORGA DIMENSION フラットHOPを使用します。
接着をしてチャンバーの穴に合わせ前後をカットします。

面HOP仕様

インナーバレルとHOP周りをチャンバーに組込みます。

チャンバー組込み

メカボとフロント周りをレシーバーに組込みトリガーガードを付ければこれで試射が出来ます。
初速調整を行い、セミ・フルでの弾の出方等もチェックします。
初速調整が終わったらフレームに組込み、室内での作業は終了となります。
ロングレンジでの試射を行い弾道や飛距離のチェックをし作業は完了となります。





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