レッチェから北に18キロぐらいの、カサーラバーテCasalabateとスクインツァーノSquinzanoの間にある、プーリアロマネスク様式の、サンタマリア・ディ・チェッラーテ修道院。
11世紀に農場の真ん中に、レッチェの石で建てられ、この40年は、閉鎖されていましたが、FAI(イタリア環境基金)が、ここ数年、修復を行い、今年の4月7日に、新たに、公開されました。
行きたいなと思っていたところ、ちょうど、そこに行きたいとおっしゃるお客様が現れたので、ご一緒しました。
扉周りがいいですよね。
中は、フレスコ画で覆われていたそうです。
12世紀から13世紀にかけて、ビザンチン様式の絵が描かれましたが、14世紀15世紀に、その上に別の絵が描かれました。
1970年代に、上に描かれた絵がはがされ、現在、教会の中で見られる絵は、12世紀と13世紀の絵です。
ひっかき傷があるのは、その上に絵を描くために、上塗りを定着させるために、わざとひっかいたものです。
祭壇。
隣に、井戸があります。
こちらは、教会の横にあるベランダのようなところ。
円柱が並んでいて、柱頭に、それぞれ違う彫刻があります。
教会以外にも、建物があって、
この建物の2階には、
休憩スペースがあり、ここから、教会が斜め上から、眺められます。
もうひとつの建物は、
搾油所のあとだったり、
はがされたフレスコ画が展示されていたり、説明が書いてあったりしました。
なかなか素敵な教会でした。
定休日は、月曜日です。