民話のテレビアニメが当方の「龍馬脱藩説」を採用した訳 | 次世代に遺したい自然や史跡

次世代に遺したい自然や史跡

毎年WEB初公開となる無名伝承地や史跡、マイナーな景勝・奇勝を発表。戦争遺跡や鉄道関連、坂本龍馬等の偉人のマイナー伝承地も。学芸員資格を持つ元高知新聞主管講座講師が解説。

毎週、高知放送とRKCラジオで放送されているアニメ(孫五郎や彦作もアニメに登場ラッシュアニメ風)「土佐のむかし話」で、テレビの方を視聴されている方の中には、今年の3月と今月、計4回、エンドロールに私の名が出て来たことに気づかれた方もいると思う。

 

3月時は、番組で龍馬の脱藩時、佐川の山口彦作邸から葉山姫

野々まで龍馬を道案内した片岡孫五郎の息子、直輝と直温を取り上げた際、番組デレクターが当方のブログを見て、孫五郎と龍馬が会っていたことを知り、そのエピソードを番組に盛り込むからということで、私が「番組制作協力者」となった。

 

今月の三回の放送は、龍馬の脱藩を取り上げたもので、脱藩片岡信子小伝理由や脱藩ルート、龍馬と彦作や孫五郎との関係性については全て拙著「龍馬が辿った道」と「長州・龍馬脱藩道」を踏襲している。

 

このデレクターは社外のデレクターで、当方の新聞やテレビ、ラジオの取材放送は一切見たことがない。にも拘わらず、当方のブログや著書を参考にしたのは、龍馬の脱藩の道やその時の伝承について、どの歴史研究家や小説家より詳しく綴っているため。実際、書籍では初公開となる龍馬の無名伝承も多数収録している。

 

デレクターは彦作邸に実際、昭和期に居住していた佐川在住の彦作の子孫(傍系)にも取材し、子孫宅に残っていた彦作の長女で孫五郎の妻である信子の伝記(戦前に刊行)も映像に撮っている。

 

エンドロール(名前の漢字が間違っている)

大河ドラマ「龍馬伝」放送時は前も述べたように、斗賀野の住民から彦作邸復元の要請が町に出たものの、財政難を理由に再建はできなかった。しかし来年は「志国高知 幕末維新博」が開幕される。何とか県は佐川町に彦作邸復元工事費用のための補助金を出してくれないものだろうか。

 

PS:たまに当方あてに何年も前にブログに記した龍馬関連のことに対する問い合わせや意見がメールであるが、四国と山口県、淡路島以外のことについては、活動フィールドではないので、記憶は薄れ、当時の資料等も散逸している。

 

 また、「純粋な」質問ではなく、自らの意見の優位性を確認するための問合せについては、例え有名団体関係者や著名人であっても回答はしない。

 

PS2:またアメブロの記事作成法が変わり、画像の添付がまともにできなくなった。アメーバ事務局はもっと利用者のことを考えて戴きたい。

彦作邸再建費用の募金を佐川町にしたい、また、アメーバには常々憤りを感じている、という方は次の二つのバナーをプリーズ・クリック

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