ビーム光線型スタンガンで米国から銃をなくせる | 次世代に遺したい自然や史跡

次世代に遺したい自然や史跡

毎年WEB初公開となる無名伝承地や史跡、マイナーな景勝・奇勝を発表。戦争遺跡や鉄道関連、坂本龍馬等の偉人のマイナー伝承地も。学芸員資格を持つ元高知新聞主管講座講師が解説。

[日本も昭和期に開発開始]

アメリカで銃による殺人やテロが起こるたびに浮上する銃規制法案。しかし全米ライフル協会等による圧力で、いつも議会で否決される。

 

協会やその支持者は、銃は護身のための必須アイテムと言うが、そもそも銃は人を殺すための武器であり、身を守るものではない。

 

銃に対抗する護身グッズとしては、人を殺すことなく、離れた所から相手にダメージを与えることができ、携帯可能なものである必要がある。

 

その理想の護身グッズ(アメリカからの輸入)の「予告広告」が、’84年か’85年頃、日本の月刊雑誌「GUN」等に掲載された。商品名を忘れたのでネットでは検索できないが、マグライトのような円筒形のスタンガンで、電極棒がスパークして電流を発生させるのは通常のスタンガンとほぼ同じ。しかし、発生した電気は10mほど離れた狙った所に飛ぶ。それはSF映画等で見るレーザー光線銃のようでもある。

 

これならば相手を死傷させることはないし、相手が拳銃を持っている場合でも対抗できる。もしアメリカで今でも製造されているのであれば、射程距離は最低でも1.5倍以上伸び、商品はより小型化されているはずである。

 

これがあれば全米、いや全世界から銃をなくせるし、既存の銃工場の製造ラインの何割かを、このビームスタンガン(仮称)用に変更すれば、雇用も維持できる。

 

ところで「GUN」等に掲載されたその商品は、残念ながら日本で発売されることはなかった。その広告が載った次の号を見るとまたその広告が掲載されていたのだが、それは「お詫び広告」となっていた。

 

つまり、当局から指導があり、法的に輸入できなくなったのである。商品が犯罪に悪用される危険性が高いと判断されたためだろう。

その後、暴力団等が販売目的でこの商品を輸入したという話も聞かなかった。

 

当時、日本でも同様のものは開発されていた。しかし当然ながら法的に商品化されることはなく、技術もアメリカには遠く及ばず、アメリカ製のものより何倍も大きくて重く、携帯できる代物ではなかった。

因みに添付写真は当時、日本で販売されていた通常のスタンガン。

 

アメリカでは毎年、幼児・児童による銃の誤射でも膨大な数の人が死亡している。悲劇を繰り返さないためにも、真剣に銃からビームスタンガンへの移行を考えるべきだろう。

 

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