レーガンライブラリーにて開催中のタイタニック展。
前回の続きです。
原子力潜水艦スコーピオンの次は
映画「タイタニック」展示。
使われたセットや
監督ジェームスキャメロンのエピソード。
これはたくさんありました。
撮影で使われた小道具や衣装。
主人公ジャックとローズのもの。
ジャック＝ディカプリオが着ていた衣装。
ローズのドレスもあり。
こういう階段を見るとタイタニック思い出しますね。
これも映画に出てくるセット。
あの有名なシーン・・
ここで写真撮れます。同じ格好して。
クィーンメリー号で同じ格好して写真撮る人は今でも多いです。
そして次はリアルの世界へ。
なんか見てるとおもーくなりますね。
思いが伝わるようで。
これは当時のライフジャケット。こんなだったのですね。
そして乗船していた人達のストーリー。
一人一人の事や持ち物、手紙、エピソードなど
タイタニック号の乗船券や写真、書類
全員ではありませんが
かなり数があり
見ていくうちに沈んだ気持ちになりました。
ここは作られたストーリーではなく
本当にいた人達のリアルストーリー。
それぞれの人生。
運命というものは人それぞれにあるんだなと思います。
みんな違う。
そしてこの船に乗っていた人全員の名前が
刻まれていました。
日本人も一人いらっしゃいます。
・・・・
ここに書くか迷いましたが・・。
その日本人はボートに飛び乗り助かりました。
映画でもありましたが
ボートは女性と子供のみ。
乗ろうとする男性は銃で威嚇されるという状況。
助かった男性は皆、帰還した後
生き延びたのは恥ずかしい行為であると非難されています。
生き延びた方は細野正文さん。
ミュージシャン細野晴臣さんの祖父です。
亡くなられてから本人の手記が公開されました。
この方に関しての物は今回タイタニック展では隅々まで見たつもりですが
見当たりませんでした。
（あったのかもしれません）
本人手記によりますと、
ボートに乗れるのはあと二人と言われ
一人の男性が飛び乗ったのを見て
続いて飛び乗ったと言う事です。
婦人を押しのけて乗ってきた日本人がいたと証言され
亡くなるまで国内外でバッシングされ続けています。
ただし、押しのけて乗ったというのは別人だったと
1997年、RMS財団により名誉回復されています。
本人手記が見つかったあと
すぐに家族が名誉回復にあたったそうですが
それはされなかった。長い間。ずっと。
なぜ、1997年になってそれが認められたか。
それはジェームスキャメロンの映画タイタニックを公開するあたり
当時の人達の事を改めて調べ直したからです。
生存者の証言や遺族の方からの証言。
今まで封印されてきたこと
わかっていなかった事がこの映画を作るにあたって
世の中に出てきた。
特に生存者は自分だけ生き残ったという気持ちが
長く真実を語らず口を閉ざしていたんだと思います。
だからタイタニックを語るには
映画タイタニック制作が大きな役割を果たした事になるのです。
細野さんの詳しい記事はこちらを参照。
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今回のタイタニック展。
1912年の運命の夜
1984年1985年の海底からの発見
1997年映画タイタニック
本当のストーリーと
当時を回想し作られたものが
うまく組み合わされた展示になっていました。
タイタニック展は2018年１月７日までです。
レーガンライブラリーは過去記事を参照に。
ここはエアフォース１があるので見応えがありますね。
中も見学可能。
そして１年ぶりにライブラリー内も見学。
中の展示は毎年変わる様で
いくつか初めて見る物がありました。
この写真は昨年なかった。
レーガンの好きなジェリービーンで作られた有名な肖像画。
そして写真撮りませんでしたが
一人一人歴代大統領の写真が飾ってある道路沿いに
新しくトランプ大統領の写真がありました。
帰りに見つけました。
そこで思ったのです。
中で気になった新しく出来ていたコーナーがあったのですが
「レーガン大統領が最初の70日間でやったこと」
これは昨年なかった。
物凄く大きく展示されていました。
さすがレーガンだなと見入って写真もとったりしたのです。
で、帰りに思った。
これはトランプ大統領に対する嫌味？
いつものごとく長い記事。
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