侍は見え見えの策略には引っかからない | 猫の遠ぼえ『次の世代に残したい日本』

猫の遠ぼえ『次の世代に残したい日本』

安倍晋三応援ブログです。
やっと明るい未来を語る政治家が総理大臣になりました。しかし、闘いはまだまだこれから。子や孫が希望を持てる国になることを願うおやじです。

 

クリックしていただくと励みになります

もしよかったら押してください ↓↓↓                   

                   人気ブログランキングへ

 

パソコンが突然起動しなくなり、ここしばらくはタブレットの出番が多くなったが、この方式の文字入力が苦手で苦労した。その入力方式に慣れたスマホ世代の最近の若者はキーボードが苦手との話もあるが、パソコンになじんだジジイはその逆だのだ。


ブログなどとても書けないから、ネットにつなげていない古いパソコンで下書きをして、それを妻のパソコンが空いている時に借りてアップした。いただいたコメントへの返信やツイッターは慣れない方式で書いたのだが、自分でも嫌になるほど下手で思い通りにいかなかった。


文章を書くときは思い浮かんだことをとりあえず書き連ねたうえで、前後を入れ替えたり言葉を直したりするやり方なので、マウスを使って編集できないタブレットで文章を書くのは難しいのだ。しかも、あまり使わないから辞書も育っておらず、変換にも時間がかかる。


そんな状態でコメントへの返信を苦労しながら書いていてふと思ったのが、「脳こうそくの後遺症で言葉が不自由になるというのはこういうことか」ということだった。言いたいことは頭に浮かぶのに文章にならない、つまり、自分の考えを思い通りに伝えられないのである。


もっとも、証人喚問に引っ張りだされた石原元知事は脳こうそくの後遺症が残っていることが話しぶりや身のこなしにあらわれていたものの、自分の考えをよく整理してわかりやすく伝えていた。慣れないタブレットでも、あれだけ立派な文章を仕上げたのである。


ところが、この男はあの文章(答弁)は偽証だという。


百条委員会での石原証人。冒頭、「脳梗塞で字(ひらがなも)を忘れた」。字を忘れた人間が小説(昨年「天才」等を上梓)を書けるのか? キーボードを打てるのか? あんなに饒舌に喋れるのか? それこそ、偽証罪では? 診断書も産婦人科専門医が書いたらしいし。 

https://mobile.twitter.com/higashi_kokuba/status/844364712275935232?p=p

 

「字を忘れた人間が小説(昨年「天才」等を上梓)を書けるのか? キーボードを打てるのか?」と言うが、書ける。書きたいことが頭の中にあり、ローマ字打ちを指が覚えていれば、 ひらがなを書けなくても文章は書けるのだ。


そして、口がきければ頭に浮かんだことを言葉にすることもできる。

それを、元知事で現在もテレビで発言する人物が、病気を揶揄したり根拠なく偽証罪などと批判するのは許せない気がする。


しかし、東国原氏はさらに次のように批判する

 

結局は、自分自身への今後の訴訟対策として、都合の悪い事は、全て「記憶に無い」「部下に任せていた」。全て、自己保身。所詮、それくらいの政治家・首長・人物だという事であるろう。

https://mobile.twitter.com/higashi_kokuba/status/844366328441974784?p=p


氏はまた、『自分を「侍」だと偉そうに豪語するなら、見苦し言い訳等するな」と言いたい』とまで言っている。

https://mobile.twitter.com/higashi_kokuba/status/844389285151162369?p=v


しかし、これは偽証は罰せられる証人喚問であり、記憶があいまいなことを無理に口にする義務はない。はっきり思えていないことを適当に話して事実と少しでも矛盾したら説明がつかなくなり、意思に反してうそをついたことになってしまう。


東京都知事のような巨大な組織の長でも自分が意思決定した案件は覚えているものだと思う。しかし、今回の喚問で聞かれたような説明の中身のような細かいことは、脳こうそくの後遺症がなくてもそうそう覚えていられるものではない。


だから、重要なことは議事録や会議の資料などが保管されており、都や都議会がそのつもりになれば知りたいことはたいてい分かるはずだ。しかし、それでは豊洲移転に反対する理由が問われるから、こんな茶番劇で引き伸ばしを図っているのだ。


記憶違いの発言を引き出して矛盾を追求し、石原氏の責任だと思わせるのが目的の質問に歴戦の政治家である石原氏が引っかかるはずがない。

「侍」は見え見えの策略に乗ったりしないのである。


ところで、私の起動しなくなったパソコンはデータをバックアップし、再インストールをして何とかよみがえった。豊洲移転のいきさつも都のデータを調べれば分かるはずだが、なぜか起動不良となっている。こちらのほうは小池知事の決断一つで動き出すと思うのだが・・。


(以上)

 

クリックしていただくと励みになります

もしよかったら押してください ↓↓↓                   

                   人気ブログランキングへ