見えないもの21
お寿司屋さんに着いた。
テーブルを挟んで兄と向かい合わせで座った。
改めて子供達の紹介をした・・・
かった
ぎこちない上にタイミング悪くオーダーを取りに来たりして、なんだか不完全に終わった。
写メを撮ってると兄嫁さんが「載せるのに使うんだよね」って言ってた。
もしかして・・・このブログ読んでる?
お寿司を食べながら母の話をした。
兄の父の話も聞いた。
そして戸籍には載っていないけど、どうやら私には兄の他に姉もいたことを知った。
姉は生まれてからまもなく、兄の父の兄弟のところに養女に行ったらしい。
なんだか複雑すぎて追及的に考えることをやめた。
色々考えてると・・・兄の父が憎くなってくる。
大切なのは今。
私の目の前には亡くなった母とソックリな顔をした兄がいる。
目元も口元も、背が高くてスラっとしたとこも母に似ていた。
その姿を不思議な感覚で見ていた。