クロップ「もっと良いプレイをしていく」

大幅なローテーションを行ったリヴァプールが、日曜日のリバティ・スタジアムでスウォンジー・シティに３－１と敗れた後、ユルゲン・クロップは、メディアに対して語りました。

Ｑ．８人を入れ替えたリヴァプールのパフォーマンスについて

「パフォーマンスはビジャレアルの時とは完全に違っていたね。それは明白だ。我々はそれらの試合を比較したりはしない。違うものだったんだからね。自分たちができるほどの良いプレイはできなかった。それは確かだ。我々のパフォーマンスは自分たちができるものほど良くはなかったよ。このラインアップで、我々はフレッシュな走力、疲れていない頭を持ち込もうとした－ここ数週間ずっと１週間に３試合もやってきてるんだからね。ただ失望してフラストレーションを溜めただけだ。自分たちがもっと良いプレイができるはずだってことは知っているからね。それは今はあまり重要ではない。だが、皆がもうちょっと良いプレイをしていれば、もうちょっと自分たちの１００％に近い力を出せていれば、完全に違う試合になっていただろうね。最初の２失点はあまりにイージーに、あまりにシンプルにスウォンジーにやられた。結局のところ、我々は敗北に値していて、相手は勝利に値していたってことさ。ただ、この結果の大部分は我々のパフォーマンスによるところだろう。我々はこれを受け入れなければならないし、リカバーして、再び準備をしてもっと良いプレイしていかなければならない。」

Ｑ．今日の結果とパフォーマンスから学ぶことは？

「スカッドの強さに関して君らのように、毎回２日で自分の考えを変えるなんて私にはできないよ。ボーンマス戦の後、ストーク戦の後、そういった試合の後、誰もが言ってきたよ。『なんてことだ！この若い選手たちはどれほど良い選手なんだ？』なんてね。彼らは良い選手さ。だが、それが何だっていうんだ－フットボール選手としての人生というのは、必ずしもハネムーンのようなもんじゃない。証明して見せなければならないし、結果を残さなければならないんだ。今日はあまり良い活躍はできなかった。だが、それは将来に向けて何の問題もない。今日問題だっただけだ。将来の為にこの情報を使わなければ、この結果だとか試合内容だとかは完全に無意味なものでしかなくなるよ－我々は確実にそうするつもりだ。我々は自分たちが改善していかなければならないことを知っている。選手たちは改善しなければならない－我々が分かっていることだし、以前から分かっていたことだ。だが、この瞬間でさえ我々はもっと良いプレイができたはずだ。それはスカッドとか何かに関することじゃない。今日のパフォーマンスに関することだけさ。」

Ｑ．リヴァプールでのリーグ戦デビューを果たしたペドロ・チリベジャについて

「彼はワンダフルな選手さ。彼はパスを出せる選手だし、大きな大きな才能を持っている。今日に関して言えば、彼は自分自身を適応させることをちょっと忘れてしまったようだ－普段ならそれは彼の強みだし、周囲もそれを知っているんだがね。彼は本当にクールだし、ボールを持っても落ち着いている。だが、今日だけで言えば、そういう試合ではなかったね。普段ならそういうプレイができたはずだが、この試合は彼の長い長いフットボール・キャリアにおけるたった１試合でしかない。だから、問題はないよ。今日は彼にとってはあまりイージーじゃなかったってことさ。」

Ｑ．９０分間フル出場したダニエル・スターリッジについて

「ハーフタイムに彼と話をしたんだ。我々は既に２人交代することを決めていたから、何か感じたことがあるなら、彼からサインをもらおうと思ったんだが、彼は『いいや。９０分プレイしたい。』って言ってきたんだ。だから全然問題はないよ。彼は木曜日にはプレイしなかったからね。次の木曜日までには４、５日ある訳だし、すべて良かったと思っているよ。」

Ｑ．シーズン残りのプライオリティについて

「今この瞬間、これからはヨーロッパ・リーグだ－そして、次の日曜日にはプレミア・リーグだ。他に何て言えるんだい？『この試合にすべてを注ぎこむぞ！』なんて言って、残りの試合を無視するとでも思うかい？他にやっていく方法なんかないよ。人生ってのはそんなもんさ。我々はここ数試合で異なるラインアップで本当に良いプレイをしてきた。今日はできなかったけどね。良い試合をプレイしたことは別に驚くべきことじゃない。正直に言えばね。１０人変えたりとかなんかであってもだ。１００％とは言えないパフォーマンスを受け入れることには慣れているし、それが今日だった訳だ。失望はしている。それはイエスだ。普段のパフォーマンスを出せれば試合に勝てたと思っているからね。だが、確かに我々は良くはなかった。我々は起用できる者と起用できない多くの者について考えなければならない。今はヨーロッパ・リーグの２ｎｄレグに備えることになるし、何が起こるのか見てみるつもりだよ。少なくともプレミア・リーグが３試合とうまくいけばもう１試合ヨーロッパ・リーグがある訳だ。それをやっていくだけさ。」

Ｑ．先週からのチームの成長について

「１週間前に我々はニューカッスル戦を戦い引き分けした。本当にとても良い前半とそう良くはない後半や後半の序盤だった。その反面、以前には多くの試合で良い試合をやってきた。１６、１７試合くらいニューカッスルずっとたくさんやって来ているのにね。選手たちは本当に良くやってくれた。だから我々の成長具合には満足している。今日は別だよ。やっていくだけさ。私は毎日のように考えを変えるようなタイプの男じゃない。すべてＯＫなんだが、力を出していかなければならない。自分たちも分かっていることだ。我々が進んでいく道はまだまだ先は長い。だが、今シーズンはきっと５試合あるはずさ。それは他の世界中のフットボール・チームの大半よりも多いだろうね。一方でそれは良いサインだよ。我々はまだコンペティションに残っているってことだからね。その一方で今日のようなパフォーマンスは多分、それだけの試合をやって来た影響もあっただろうね。私には分からないが、それほどそのことには興味はない。自分たちの試合数を変えることなんかできないからね。だが、将来やることになる試合数には影響があるだろう。それだけさ。我々は既に将来に向けて取り組んでいる。もちろんのことだ。だが、この瞬間には我々は常にその状況にあって最善を尽くそうとしている。１０日前は我々は素晴らしい調子だったし、今だってそんなに悪い調子じゃない。今日は良いパフォーマンスではなかった。それだけのことさ。一般的に言って、我々は本当に良い成長を見せてきたし、良いフットボールをプレイしてきた。だが、世界の各チームのように普通は調整されたラインアップを必要とするものだ。ここ数試合では私は驚いたよ。調整されていないラインアップなのに本当に良いプレイをしてきたんだからね。今日は良くはなかった。それだけさ。」