Liverpool Echoより。

 

日曜日は確かにフットボールへの復帰の為の一日だった。

 

リヴァプールがボーンマスで自分の足元に銃を撃っていた一方で、元リヴァプール所属の1人も同じような状況にいた。

 

アダム・モーガンのハットトリックは、カンファレンス・ノースのカーゾン・アシュトンをFAカップ3回戦という夢の場所へと導くはずのものだった。だが、対するAFCウィンブルドンは残り10分で4ゴールを決めて逆転し、その夢を打ち砕いた。

 

だが、カーゾンは自分たちの功績を誇りに思うことができるだろう。もちろん、アダム・モーガンも。2013年初めにリヴァプールを去って以来、様々なディビジョンを渡り歩いてきたストライカーは、再び自分のタッチを見つけることができたのだ。

 

ヘイルウッド生まれでまだ22歳のストライカーは、試合に出るには十分な時間があるし、彼がフットボール・リーグでゴールを決める日まではそれほど時間はかからないだろう。

 

そして、どうだろう?良いシーズンを楽しんでいる元リヴァプールの男は彼だけではないのだ...

 

ペテル・グラクシ

 

 

誰?

 

リヴァプールが2000年代後半にハンガリーのMTKブタペストからやって来た時のことを憶えているか?そう、グラクシは育成目的でマージーサイドに送られてきた1人の選手だった。

 

彼はレッズのU21チームのレギュラーを務め、ファースト・チームでは50試合以上もベンチ入りしていた-そこには2012年のFAカップ準決勝のエバートン戦も含まれている。しかし、2012-13シーズン終了後にクラブを去るまで、ファースト・チームで出場機会を得ることは決してなかった。

 

今は何をしている?

 

ブンデスリーガのトップにいる。それだけだ!現在26歳のグラクシは、ラーゼンバルシュポルト(RB)ライプツィヒのゴールキーパーだ。その名はレッドブルとは関係ないと主張するこのクラブは、ドイツ・フットボール界で嵐を巻き起こしてる。

 

グラクシは、2015年にレッドブル・ザルツブルグからRBに移籍して以来、レギュラーとして活躍している。また、彼は2016年EUROでハンガリー代表の一員でもあった。

 

イアゴ・アスパス

 

誰?

 

あるコーナーからゴールを決めた男。フェアに見て、アスパスはその思い出深い瞬間よりも優れた選手だった。だが、彼はマージーサイドでの1シーズンで苦労し、セビージャへローン移籍するまでに15試合に出場してわずか1ゴール。最終的にはセルタ・ヴィーゴに戻ることになった。

 

今は何をしている?

 

彼はラ・リーガのキングだ!アスパスは17試合に出場して11ゴールを決め、セルタの為に輝かしいパフォーマンスを見せている。10月にはスペインの月間最優秀選手に選ばれ、初めてスペイン代表の座を獲得した。ウェンブリーで行われたイングランド代表戦ではゴールを決めるというデビューを飾った。

 

スソ

 

誰?

 

もう1人のスペイン人、もう1人の左利き。スソはアンフィールドで常に自身の成功に迫っていたものの、決してそれを為すことはなかった。21試合に出場して1ゴール。最終的には2015年1月にクラブを去った。

 

今は何をしている?

 

ミラノ・ダービーを照らす存在だ。現在23歳のスソは、サン・シーロで居場所を見つけたようだ。先月のインテル戦での2ゴールはイタリアにおける彼の履歴書を更に厚くするものとなった。今シーズンは15試合に出場して、5ゴールを記録している。

 

ガブリエル・パレッタ

 

誰?

 

ブエノスアイレス生まれのディフェンダーで、2006-07シーズンにレッズで8試合に出場して、リーグカップのレディング戦ではゴールを決めた。

 

今は何をしている?

 

そう、今では彼は髪の毛を失い、国籍を変えた。現在では彼はイタリアのフル代表で3キャップを記録している。そして、ACミランではスソのチームメイトでもある。今シーズン序盤のジェノア戦で、ルカ・リゴーニを相手に最もふさわしいレッドカードをもらったことを憶えているだろうか...

 

ライアン・バベル

 

誰?

 

ティエリ・アンリになれたかもしれないオランダ人ウィンガー/ストライカー。だが、彼が達するべき高みにまで到達することは決してなかった。レッズで146試合に出場して、22ゴールを記録した。

 

今は何をしている?

 

ラ・リーガのデポルティーボ・ラ・コルーニャに在籍している。信じられないことに、バベルは今月末には30歳になる。近年は様々なクラブを渡り歩いてきたが、パフォーマンスが現在のレベルにまで戻って来たことは喜ばしいことだ。彼はカスムパシャやアル・アインの為にプレイするよりも、より良い場所でプレイするだけのものは持っていた。ここまでデポルで9試合に出場して3ゴールを決めている。

 

ジョー・コール

 

誰?

 

結局は金の浪費に終わったフリー・トランスファー。厳しいかもしれないが、2010年のコールのリヴァプール移籍は決して上手くいったとは言えない。リーグのデビュー戦で退場し、古巣ウェストハムへ送り返されるまでに42試合に出場してわずか5ゴールに終わった。

 

今は何をしている?

 

現在はアメリカで、米国第2のリーグであるNASLのタンパベイ・ロウィーズでプレイしていて、そこでは良い活躍を見せている。思い出に残るバイシクル・シュートを決め(これはYouTubeで見られる)、リーグのベスト・プレイヤーに贈られるゴールデン・ボール・アウォードにノミネートされた。

 

ミケル・サン・ホセ

 

 

誰?

 

2007年から2010年の3年間をリヴァプールのユースで過ごしたバスク生まれのセンターバック。ファースト・チームでの出場機会はなかった。2008年のチェルシー戦では一度だけベンチ入りしている。

 

今は何をしている?

 

何と彼はミッドフィルダーを務めている!サン・ホセは、アスレティック・ビルバオでホールディング・プレイヤーに転身しており、そこでの彼はかなり良い。スペインのフル代表にも選ばれており、これまで7キャップを記録している。

 

ブラッド・ジョーンズ

 

誰?

 

数年前にはオールド・トラフォードでもプレイし、誤ったやり方でダイビングを続けた男。ジョーンズは自身のアンフィールドでのキャリアを影の中で過ごし、5年間で27試合出場にとどまった。

 

今は何をしている?

 

ディルク・カイトと共にエールディヴィジのフェイエノールトに在籍して、かなり上手くやっている。これまで19試合に出場しているが、これにはクリーンシートを達成したマンチェスター・ユナイテッド戦も含まれる(本当だ)彼は最近、オールド・トラフォードで4失点を喫したが、ロビン・ファンペルシを相手にしていた時ほど貧弱ではなかった。

 

マーティン・ハンセン

 

 

誰?

 

もう1人のゴールキーパー。このデンマーク人はロイ・ホジソン時代に6度ベンチ入りしたが、最後の機会は2010年12月のユトレヒト戦だった。おそらく彼はゴールレス・ドローに終わったその試合で寝ていたことだろう。

 

今は何をしている?

 

もう1人のブンデスリーガのゴールキーパー。ハンセンは、順位表の下位に低迷するインゴルシュタットでゴールを守るという厄介なタスクに臨んでいる。5試合に出場して2度のクリーンシートと、ここまではOKだった。今週末にはグラクシとライプツィヒを迎えることになる。

 

個人的に懐かしい名前がズラリと並んでいたのでご紹介することにしました。
もっとも、ファースト・チームに出てくることのなかった選手も多いので、中にはそれこそ“誰?”って言う方もいらっしゃるかもしれません(苦笑)

 

個人的にはグラクシ、サン・ホセ、ハンセンは楽しみにしていた選手だったので、退団が決まった時には残念だったものです。
スソは言わずもがなですね。

 

こういったリヴァプールでは花開かなかった選手が、他のクラブで才能を開花してくれるのは、少々複雑な気持ちはあるものの嬉しいものです。

 

 

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