Premier League 17-18 第5節
Liverpool

1

1-1

1

Burnley
0-0
 

サラー

27

30

アーフィールド

 

 

Liverpool
  22 ミニョレ
  66 アレキサンダー=アーノルド
  32 マティプ
  17 クラヴァン
  26 ロバートソン
  23 ジャン
  07 ミルナー
  10 コウチーニョ(78分→オックスレイド=チェンバレン)
  11 サラー
  09 フィルミーノ(78分→ソランケ)
  15 スターリッジ

 

Burnley
  29 ポープ
  02 ロートン
  05 タルコウスキ
  06 ミー
  23 スティーブン・ウォード
  17 グドムンソン(60分→アシュリー・バーンズ)
  16 デフール(87分→ウェストウッド)
  04 コーク
  12 ブレイディ
  37 アーフィールド
  11 ウッド(87分→バーズリー)

 

おそらくは疲労を考慮してのことだと思いますが、直近のセビージャ戦からは7人を変えてきました。
サスペンションのマネの他にカリウス、ゴメス、ロヴレン、モレーノ、ヘンダーソン、ワイナルドゥムに代わって、ミニョレ、アレキサンダー=アーノルド、クラヴァン、ロバートソン、ミルナー、コウチーニョ、スターリッジが先発に名を連ねました。
ベンチには、カリウス、ロヴレン、モレーノ、ヘンダーソン、ワイナルドゥム、オックスレイド=チェンバレン、ソランケが入っています。

 

 

記念すべき試合だったんですが、フラストレーションの溜まる結果となってしまいました。
まぁ事情もあるので仕方がないこととは言え、先発を色々と入れ替えてきたことに試合前から若干の不安はあったんですがね...ついでに言うと、少なくとも私が観てきた中では、こういう記念の試合は大概悪い結果を残しているんですがね。

 

試合前から想定されていたことでしたが、攻め続けるレッズと引いて守り続けるバーンリー、というのが基本的なシチュエーションでした。
圧倒的にポゼッションしていましたし、何度となくバーンリーのゴールを脅かしていましたが、引いた相手を崩し切れないというのは昨シーズンからの課題で、それはこの日も同じでした。

 

そして、押し込み続けて前がかりになったところで、たまに相手の反撃を食らって守備がバタついてしまう、というのもよく見てきた光景でした。
失点の場面もまさにそんな感じでしたね。
レッズから見て右サイドでまず空中戦に負けてゴール前に放り込まれると、ゴール前でも空中戦に負けて失点。
ただ、この場面では、空中戦に負けてしまうのも何ですが、1人の相手に2人で行ってしまって、他の相手選手をフリーにしてしまっているのが問題で、ここではクラヴァンの判断ミスが致命的でした。

 

しかし、その直後にレッズは同点に追いつきます。
ジャンからの素晴らしいロングフィードを受けたサラーが相手ディフェンスを躱しつつシュートを放って同点!

 

 

 

 

その後しばらくはバーンリー全体がバタついていて、付け入る隙はありましたし、実際レッズは一気呵成に攻めかかっていたんですが、残念ながら相手の粘り強い守備もあって、追加点を取るまでには至らず。
前半のうちに逆転まで持っていけなかったのが悔やまれます。

 

後半も圧倒的にレッズが攻め続けていたのですが、焦りからかプレイの精度も落ちてきて、もったいない場面が続きます。
結局は最後まで追加点を奪えずに試合終了。

 

逆にセットプレイで非常に危うい場面も何度かありましたし、負けなかっただけマシだったかも、という気も。
ですが、今シーズンこれまでチェルシーやスパーズを相手に良い結果を残してきているバーンリーが相手とは言え、勝ち切れなかった印象は強いですね。

 

攻撃陣はゴールこそ1つに終わりましたが、まずまず悪くないパフォーマンスを見せていたと思います。
ただ、全体として疲労度やマッチフィットネスといったものにバラつきがあって、若干噛み合っていないところもあった気もします。まぁこればっかりは仕方がありませんが。

 

 

スターリッジも今までにないくらいの運動量を見せていましたし、惜しいシュートもいくつも放っていました。
怪我なくこの日くらいのパフォーマンスを見せ続けてくれれば、良い結果を残してくれると思います。

 

 

コウチーニョも途中出場のセビージャ戦よりはずっと良いパフォーマンスを見せていたと思います。
周囲との連携もまずまずといった印象を受けました。
とは言え、何とか結果を出そうという気持ちが強いのか、ちょっと持ちすぎたり、焦ってシュートをふかしてしまう場面もいくつかありました。
まぁああいう騒動があった後ですから、こういう部分は少しずつ改善していくのを待つしかないと思います。

 

一方の守備陣については、いつものことながら目を覆いたくなるような出来でした。
特にクラヴァンのパフォーマンスは、デビュー当初の出来を思うと不思議なくらいに低下しています。

 

アレキサンダー=アーノルドは、若さと未熟さからくるミスが多いですが、これはある程度織り込み済みでなければならないことだと思っています。
彼は今も大事かもしれませんが、将来に向けて経験を積んで成長してもらうことの方が大切だと思っています。
ただ、そういうミスからの焦りなのか、相手のプレッシャーからなのか、持ち味の攻撃でも精彩を欠いてしまうのは勿体ないですね。
本来は素晴らしいものを持っているはずのクロスでも、あれ?というようなものがいくつかありましたし。

 

 

という訳で、両隣が心もとない結果、マティプにかかる負担が非常に大きくなってしまっているのですが、それでも両隣を必死にカバーし、平均以上のパフォーマンスを見せてくれるマティプは流石です。
万が一、彼を欠いてしまった時のことを考えるとゾっとしますね。

 

基本的にこのチームは、多少守備に目を瞑っても、攻めて攻めて攻め切って勝つチームだと思っているのですが、それにしても、もうちょっと守備も頑張ってもらわないとね、という気はします。
まぁ選手個々の問題というよりはチーム全体としての問題だとは思うのですが、少しずつでも改善を見せてもらいたいところです。

 

かくして、記念すべき試合を気持ちよく終えることはできませんでした。
このところ、あまり良い流れではありませんが、そろそろ何とかこの流れを断ち切らなければならないでしょう。
次節はアウェイのレスター戦。その前にはリーグカップのこれまたアウェイのレスター戦があります。厳しい日程が続きますし、簡単な相手ではありませんが、選手とスタッフの奮起を期待したいですね。

 

 

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