ペパイン・ラインダースがリヴァプールFCの役職を離れ、オランダのクラブのNECナイメヘンのヘッドコーチに就任し、その役割をすぐさま開始することになりました。
ラインダースは、彼の母国のPSVアイントホーフェンとポルトガルのFCポルトでのキャリアを経て、2014年にレッズに加入し、当初はアカデミーでU16チームを担当していました。
その後、2015年の夏に新たに創設されたファースト・チーム育成コーチに任命され、その年の後半に監督として加入したユルゲン・クロップのバックルーム・スタッフの重要なメンバーになりました。
彼は現在、オランダ2部リーグで2位につけているクラブでの機会を得る為に、高い評価を得たコーチの為の許可を得た後にクラブを去ることになります。
クロップは、過去2年間にコーチング・スタッフが果たしてくれたサポートと、クラブの若手選手たちをファースト・チームへ導く上でこのオランダ人が及ぼした影響力について、ラインダースに特別な敬意を表しました。
「ペップが我々の下を去ることについて語るのは、感情が混ざり合う奇妙なものだ。」
「まず最初に、我々のコーチング・チームの貴重なメンバーであり、素晴らしい人物を我々のグループから失うことは、私にとっては内臓をえぐり取られたような気分だ。」
「だが、彼がこの機会を得られたことに私自身がとても興奮しているという事実がそれを幾分和らげてくれるし、我々のところに残るのを彼が愛してくれたとは言え、我々がこの素晴らしい機会への彼の行く道を阻むことはできない。」
「ペップが果たしてくれた役割を理解するのは難しいだろう。彼は我々が落ち着くのを助け、イングランドでのフットボール生活について我々に教え、その後このチームの進歩と発展の為にアイデアを寄せてくれた。」
「彼は大きなフットボール脳を持っている。学び、情報を吸収し、常に改善し、より良いコーチになろうという彼の熱意の表れだ。」
「もちろん、LFCにおける彼の最大の遺産の1つは、とても大勢の若くてエキサイティングな選手たちをファースト・チームのスカッドへの開発であり、統合だと言える。我々がそういった選手たちに気づくことができ、最高の選手たちを手に入れる為に、彼が果たしてきた役割は、彼がここを去ってもなお、永続的な影響を与えてくれるだろう。」
「個人的な側面では、彼の素敵な家族もまた我々の生活の一部となっており、我々は彼らをとても恋しく思うだろう。」
「私よりも素晴らしいNECナイメヘンのサポーターはリヴァプールにはいないだろうし、これがペップにとっては長い旅路の始まりだということは分かっている-そこは間違いなく彼が成功を収める場所の1つになるだろう。」
突然の発表で驚きましたが、クロップを助け、カークビーとメルウッドの橋渡しをしてくれたペップ・ラインダースがクラブを去ることになりました。
カークビーで普段過ごしているアカデミーの選手たちがメルウッドのトレーニングに参加していく上で、彼はとても大きな役割を果たしてきたと思いますし、トレント・アレキサンダー=アーノルドやベン・ウッドバーンといったファースト・チームでデビューを果たした選手たちにとっても大きな支えとなったであろうペップが、リヴァプールを去ってしまうのはとても大きな損失で残念でなりません。
とは言え、指導者の道を進んだ以上は、トップチームの監督を務めてみたいという野望は、彼も持っていたでしょうから、今回の母国のクラブからのオファーは断り切れないものだったのだと思います。
ペップの新天地での活躍を祈りたいです。
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