liverpoolfc.comより。

 

アブディ・シャリフは、彼の監督の言葉を伝えられると頷きました。

 

「フィジカル的に言えば、彼は大きな数字を残すことができるだろうね。」とスティーブン・ジェラードはかつて語りました。

 

「彼はとても力強いランナーさ。良い脚を持っているよ。最近数週間、自分がベンチから外れ、チームからも外れていることを彼も分かっているだろう。我々は、アブディにもっとアグレッシブになってもらおうとしている。彼のポゼッションを改善させようとね。」

 

「100%同意するよ。」と17歳のシャリフはアカデミーで行われたインタビューで答えました。

 

「僕はシーズンを厳しいスタートを切ったけど、どんな選手だって沈むことはあると思うし、ここから巻き返して、できる限り最高のレベルに達する為に、最善を尽くしたいね。」

 

「スティーブンとコーチたちは、とても僕の後押しをしてくれるんだ。選手として僕が必要としているものさ。僕にとって、自分のポテンシャルを伸ばして、自分のキャリアを成功させる為には、そういった後押しが必要なんだ。スティーブンは、僕のポゼッションやボールを持った時のプレイについて仕事をしてくれている。僕のプレイのいろんなものを改善してくれているんだ。」

 

 

ソマリアで生まれたものの、トックステスで育ったシャリフのフットボールの旅は、彼が3歳の頃に家族がイギリスに移住した後に本格的にスタートしました。

 

近所にあったセント・マーガレッツ小学校とローレンス・コミュニティ小学校で過ごした日々では、夕方や週末のほとんどを9人の兄たちを一緒にフットボールをして過ごしました。

 

「小さい頃は兄弟たちと一緒にプレイするのが楽しかったね。僕は負けず嫌いだったからね。負けたり、叩きのめされるのは好きじゃなかったんだ。」と若きスカウサーは語ります。

 

1番年下だったのにもかかわらず、彼が1番だったのでしょうか?

その笑顔が知っています。

 

「そうさ。兄貴たち全員がそれを分かっていると確信してるよ!」

 

6歳までにシャリフはリヴァプールでトレーニングを受けていて、その3年後に彼が常にサポートしてきたクラブに正式に加入しました。

 

子供の頃にアイドルだったフットボーラーを尋ねられた時、彼はすぐさま反応しました。

 

「スティーブンさ。監督だよ。」とシャリフは主張しました。

 

「ずっと彼のことを見上げてきたよ。彼がプレイした時は必ず彼のことを見ていたし、彼がやったことを見ていたんだ。彼のリーダーシップ、彼のキャラクター、彼がクラブに対して示したコミットメント...選手として必要なものを全部持っているんだ。特にこのクラブの為に必要なものはね。」

 

ジェラードのことを“監督”と呼ぶのは、まだ少し非現実的なのでは?

 

「いいや。今はもう慣れてきたよ。彼は監督だし、彼の周りに居られることは素晴らしいことさ。」

 

「今シーズンは彼から多くのことを学んできたよ。良い影響を与えてくれているし、多くのことを彼から学んだけど、僕のプレイで改善すべきいくつかのことをまだ学んでいるところさ。彼は僕と一緒になってたくさん取り組んでくれているよ。」

 

 

では現在、この見習いはマスターと共に特に何を練習しているのでしょう?

 

「ショートパスやロングパスをやっているよ。でも、周りの選手の多くがプレッシャーを受けていた時にはボールを受け取るんだ。」

 

「それが弱点なんだけど、今後多くの試合でプレイした後にはもっと自信もつくだろうね。」

 

「トレーニングでそれに取り組んでいるところさ。僕もボールを持ちたいからね。周りがそういう時はプレッシャーに対処することができるし、ボールを守ったり、次の選手にパスを出したりすることだってできるんだ。そういうことが現時点で僕が取り組んでいることさ。」

 

シャリフはその多才ぶりの為に、リヴァプールのユースチームで、ライトバックやライト・ウィングバックなど様々な役割を任されてきました。しかし、彼は自身の長期的な未来は中盤の中央にあると信じています。

 

「最初はセンターフォワードだったんだ!ここに来てからはたくさんのポジションでプレイしてきたんだ。」

 

「でも、僕はある能力があって、それは恵まれたものだって思うんだ-それは走力だとかそういうものさ-だから、中盤でも十分にプレイできるって感じているんだ。」

 

「中盤はプレイしたいポジションだけど、チームに必要とされるポジションであれば、僕はいつだってそこでプレイするよ。いつだって準備OKさ。」

 

おそらく驚くことでもありませんが、リヴァプールをサポートしてきたシャリフのお気に入りの思い出は、彼のボスがクラブの歴史において、自身の存在を不滅なものとした夜のことです。

 

そして、彼が毎日のように“イスタンブールの奇跡”を思い出すという事実-アカデミーの受付にはジェラードがヨーロッパのカップを掲げた写真が飾られており、その上、あの有名なトロフィーのレプリカも陳列されています-は、彼が心から愛するクラブで成長したいという彼の願望を刺激するのに役立ちます。

 

「子供としては、ここで育った地元の子供としては、リヴァプールのファースト・チームでプレイすることが最高のことだって思うんだ。それ以上のことなんてないよね。」

 

「あのトロフィーとあの写真を見るのは、特別だよね。」

 

「それが僕のキャリアの中でやりたいことの1つさ-そういったものを勝ち取りたいし、それと同じくらい大きなことを成し遂げたいね。」

 

「それは、あそこの階段を上がっていくたびに夢見ていることさ。」

 

久々に期待の若手を紹介する「Meet the Academy」シリーズ。
今回はちょっと特徴的な髪型をしているシャリフです。

 

今シーズンは既にすべての公式戦を終えているリヴァプールU18チームで、プレミア・リーグU18では18試合に出場して2アシスト、UEFAユースリーグでは1試合(ただし9分間のみ)出場、FAユースリーグでも1試合(ただし17分間のみ)出場しました。

上の世代のプレミア・リーグ2でも1試合だけ出場しています。

 

ソマリアで生まれ、3歳でイギリスに移住したなんて結構なことがこの記事ではサラッと書かれていますが、色々な苦労を経て、リヴァプールのアカデミーにやってきたのかもしれません。

リヴァプールというクラブで、ひとかどの選手になれるかどうかは分かりませんが、わずか1シーズンだけとは言え、憧れのスティーブン・ジェラードから様々なことを学び、吸収したことでしょうから、それを活かしてキャリアを築いていってもらいたいですね。

 

 

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