教育再生実行会議の「第3次提言」では、グローバル化に対応した教育の充実があげられました。小学校英語の抜本的な拡充です。現在は小学校5年生から外国語教育を実施しています。音声や基本的な表現に慣れ親しむことを中心にしています。コミュニケーション力です。
先日の講師先生のお話の続きです。
非英語圏の諸国では…
中国・・2001年に小学校3年生~週4こま以上。
韓国・・1997年に小学校3年生~週2~3こま。
台湾・・2005年に小学校3年生~週2こま。
フランス・・2008年に小学校1年生~年間54時間。
等々小学校段階から英語教育を実施しているそうです
そう言われると、
(日本は遅れてるのかなあ)
とも思います。
その英語教育を小学校3、4年生は週1こま程度を学級担任を中心に実施し、小学校5,6年生は週3こま、実施しようと考えているようです。同様に中学校、高等学校も体制整備をしようとしています。これらは昨年の12月に公表されています。
小学校高学年で3こまも英語の授業を展開しようとするなら、専科教員等々にしたいようです。人材育成や人材確保も重要になります
これらの改革を、2020年のオリンピック・パラリンピックに照準を合わせ(ターゲットイヤーらしいけど)全面実施を計画しているようです
だから、学習指導要領は中教審の検討を経て、英語教育を段階的に先行実施しなければなりません。時間数の問題。人材の問題。現場の問題等々様々あるでしょう。
我々が
「あ~~だ、こ~~だ」
と言ってる暇なく、4年後には波がやってくるようです
ついこの前の学習指導要領で、外国語活動を導入したばかりなのに、次の学習指導要領では、一気に高学年3時間になるのです
私もその流れに乗り遅れてはいけません。
石川遼君の英会話CMを見ながら、
(シャワーのように英会話を浴びてみようかなあ)
なんて思っていました
無理無理~