教職員の人事評価制度が見直されました。
平成26年の地方公務員法改正が契機です。
今まで存在していた『勤務評定』と『教員評価』とが統一されたのです。
教職員人事評価制度は、目標管理型の評価の手法です。
私の勤務する自治体も今年度より導入です。
先生方に学校教育目標を意識した自己目標を設定して頂きます。
管理職と面談をして、その目標が自己の職能向上と学校教育目標の達成に寄与できるかチェックします。
1年間の実践を通して、最終的には教頭と学校長で先生方を評価するのです。
確かに職能向上は大切な事です。
それでなくても教員の質の低下が叫ばれて久しいです。
さらに、将来的には評価を給与等に反映させるというのです。
今まで、年齢や勤務年数により決められていた『給与表』通りにいかなくなるのです。
その判断を管理職がする。というのです。
(最終的には教育長だけど。。。)
評価が給与に反映されること。
一般企業に勤めていれば当たり前かもしれません。
自営業なら評価以前に業績が上がらないと食べていけないのだから、尚更です。
うちの校長は
「どの先生も頑張ってくれてるのに、「評価をして差を付けろ!」って殺生な話やで」とおっしゃってます。
その通りです
遅くまで頑張ってくださる先生方を評価するのです。
子どもの教育のためには時間を惜しまない先生方を評価するのです。
保護者の無碍な要求にも上手に対処してくださる先生方を評価するのです。
教員は、子どもを当たり前のように評価する立場でした。
でも、逆の立場にも立つのです。
悩ましいよなあ。。。
また一つ悩ましいことが増えたたけちゃん先生なのです