配慮 | たけちゃん先生 「奮笑記」

たけちゃん先生 「奮笑記」

小学校の教員になって随分になります。

これまでたくさんの子どもたちや、先生方と出会ってきました。

子どものこと、教員として自分が歩いた道、そして教育のこと・・・

自分の教員としての「記録」も込めて、書き綴りたいと思います。

「家庭訪問、行ってきますひらめき電球

2年生の担任が、お休みしてる子どもの家へ行きます。

3日間、欠席の子どもです。

インフルエンザではありません。

 

「何で?」

「参観日の発表、不安なのでクローバー

「はい、気を付けて車

送り出しました。

 

来週にある参観日、発表形式の授業展開です。

だから、今週は1日に1時間は練習時間をとっているのでしょう。

参観日の発表の時、欠席の子どもが上手く自信をもって発表できるようにてんとうむしという配慮です。

「本人とお話しをしたいので、ちょっと(時間が)かかります」

「ハイ」

と送り出した後、PTAの新役員確認のお仕事をしていました。

 

生活科で自分の生い立ちの聞き取りの発表です。

自尊感情を醸成する。

育ててくれてる周りの人々に感謝する。

友達の生い立ちに共感し、自らの暮らしを振り返る。

といったところがねらいでしょうかクローバー

 

周りが見えるようになると、自らをメタ的にみられるようになっていきます。心の成長にとって大切な過程です晴れ

 

欠席している子どものことにも気を配る。

登校してきたときに疎外感がないように気を配る。

発表の時、自信をもって話せるよう気を配る。

 

地道な教育活動です。

得てして粗雑に扱いがちです。

でも、配慮することは欠いてはいけません虹

 

2年生の生活科、参観日、子どもたちの発表をゆっくり聞いてあげたいなあ。。。

と思っているのですキラキラキラキラ