メダカ | たけちゃん先生 「奮笑記」

たけちゃん先生 「奮笑記」

小学校の教員になって随分になります。

これまでたくさんの子どもたちや、先生方と出会ってきました。

子どものこと、教員として自分が歩いた道、そして教育のこと・・・

自分の教員としての「記録」も込めて、書き綴りたいと思います。

「家で飼こうてるメダカが孵ってしゃーないねんクマノミ小学校でもろてもらえませんはてなマーク

70歳過ぎの地域の方が単車で来校されました。

いきなりでした。

男性の方でした。

 

「まあ、どうぞクローバー

校長室で話を聞きました。

・メダカが卵を産んで仕方ない

・見過ごすわけにもいかない

・別水槽に入れて様子を見てたら孵った

・一杯になって、小さい瓶にたくさんいてる

・逃がすわけにもいかないし

で、「小学校でロケット

ということでした。

 

断る理由もありません。

メダカの単元は終わってますが、5年生で何とかしてくれるでしょう。

それに、今クラスで飼われているメダカたちは、夏期休業には観察池に戻されると聞いています。

 

「お願いします!」

と返答したらすぐに取りに帰られました。

ものの10分で再来校されました。

その間に5年生の教室へ行き、課題の終えている児童二人をお借りしてきました。

 

海苔の大きめの瓶にミジンコのようにいました。

子どもたちも驚いていました。

「校長先生!まだまだいるから、また持って来るわ!」

お帰りになりました。

 

学校でどうにか。。

有り難いお話しです。

たくさんのメダカが長生きしたらいいなあ。。。

と思っていました。