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昨日のレッスンに、左手の指に包帯を巻いて来られた方は、
ギリギリ腱は切らずに済んだ、、という危ない怪我でした。
もちろん、しばらく左手は弾けなかったとのこと。
その結果・・・
劇的に、右手が変わっていました。
今まで出たことのない洗練された音で、
しかもタッチのスピードがかなり揃い、音質が揃っていて、
もう、もう、別人・・・という感じに、
飛躍的にレベルが上がっていました。
もちろん、今までも、
(私がいつもお勧めしていますから)
片手ずつの練習はされていたそうですが、
両手練習の合間に片手をする・・というのではなく、
ずうっと「片手しか練習できない」状態だったからこそ、
今まで、自分では「弾けている」と思っていた右手が、
実は全然できていなかったと実感できたのだそうです。
「怪我をしてよかった。。」とのことでした。
そうかもしれませんね。怪我は素晴らしいチャンスになったわけです。
そして、
「これからは、もっと謙虚に、片手練習しなくては・・」と
言われたのですが、
「謙虚に・・」ということは、
片手練習は「できていないからすること」というイメージに
なっているかもしれません。
そうではなくて、仕上がってからでも、
片手練習や声部別練習を「味わい、楽しみましょう。」と言いました。
ピアノは、複数の音楽を一人で弾くので、つい忘れがちですが、
もし、室内楽だったとして、
あっさり弾けてしまう簡単なメロディーだったら、
担当の第1ヴァイオリンの人は、合わせの時しか練習しないでしょうか?
一人でも、その1本の旋律に命を賭ける想いで練習しますよね。
弾けるからいい・・、あるいは、
もう、弾けているから大丈夫・・と思わずに、
簡単なメロディーも、音符の少ないバスも、
ひっそり脇役の内声も、
それぞれに相応しい音量や音色を探しながら、
そして何より、味わい、感動し、楽しみながら、
それだけを何度も弾いてみると、その後の両手練習は変わります。
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Megumi(野谷 恵)