曲の良さを引き出して伝える | 愛の夢のつづき

愛の夢のつづき

指が楽に動き、音が美しく響くピアノ奏法と
楽譜を深く感じ取る音楽表現法を
札幌、東京、大阪、オンラインで指導 している野谷恵です。

人は進化できます。具体的な進化の方法をお伝えしています。
羽生結弦選手 浅田真央さんを応援しています。

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ピアノを弾く、とは・・

ただ、楽譜を音にするということではなく、

やはり、少しでも深く曲を理解し、

その良さを、聴く人に伝えるということも、

大事なことだと思います。



特に、日本のように、

あまりにもクラシックの良さが浸透していなくて、

有名人か、もしくは、

立派な学歴や経歴のある人以外は、

コンサートをしても

なかなか(知り合い以外の)お客さんが

集まらない国では、

クラシックの曲の魅力を伝えるのは

とても大事なことだと思います。。



それを、コンサートの舞台に限らず、

ピアノのレッスンの一環のような感じで、

ピアノの先生が、たまにでも、できたら、

とても素敵なことではないかと思うのです。


・・・・・・・・・・・・


音大を出たけれど、

ピアノに自信が持てず、

何を教えて良いかも分からず、

一般就職して、、

でも、本当は、ずうっと、

ピアノの先生になりたかった。。


そういう方が、30代とか40代とかで

夢を叶えるお手伝いを

何度もしてきました。



これは、本当に、幸せなことでした。



そして、ピアノの先生になった門下生から、

生徒さん、(つまり、私から見て孫弟子ちゃん)の

話を聞かせてもらうのも、とても、幸せなことです。


学生時代は、試験の度に手が痛くて、

音楽表現も、どうすればいいのか、

具体的にはわからなかった門下生が、

40代でレッスンに来られて、何年も勉強し、

少しずつ、自信を得て、ピアノの先生になりました。



出張レッスンに通っているお宅で、

ある時、小さい生徒さんに、

その時勉強していた曲を、弾いてあげました。


生徒ちゃんも感激してくれましたが、

近くで聴いていたお母様が、泣いてしまわれたそうで、

そんなふうに感動してもらえるようになったことを

このピアノの先生ご本人が、

とても幸せに感じた・・というエピソードは、

私も、本当に、嬉しかったです。



曲は、ショパンのノクターンの2番でした。

有名だからこそ、そして、

機械音でお待たせメロディーなどになったりして、

さんざん聴いていて、もう、どこか、

俗っぽいとか、つまらないというイメージで

捉えられかねない曲だからこそ、

こんなに素敵な曲だったのだと、

感動してもらえて、よかったですよね。



生徒さんにとっても、

「練習が足りない!」とか、怒るより、

よほど、モチベーションが上がることだったでしょう。

そして、ご本人にとっても・・・




その後、そのピアノの先生は、

諸事情で、何度かレッスンの中断はあっても、

(それで、あまり上手く弾けなくなる時もあっても)

あきらめずに、また、勉強に行って、

もっと向上しよう、もっと、色々な曲を

素敵に弾けるようになろう・・と

挫けずに希望を持ち続けられました。

その心の支えのひとつになったようです。



また、レッスン再開できてよかったです。。

昨日は素晴らしい変わり方で、

私も嬉しかったですよ。(^^)




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                      Megumi(野谷 恵)