真凜ちゃんにできると思うから「もっと」と言う。ピアノのレッスンも可能性を信じていれば・・ | 愛の夢のつづき

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指が楽に動き、音が美しく響くピアノ奏法と
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札幌、東京、大阪、オンラインで指導 している野谷恵です。

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■ピアノの為ですが、ストレスからくる重症の肩こりまでその場でちょっと楽になった体の意識の仕方

■真凜ちゃん×ウィルソン「細部に拘ればレベルアップはどこまでも」

■「私のダイエットみたい!(^_^;)」⇒恒常性は動きにもある

■真央ちゃんのまおむすび「ゆづが香りづけで入ってます」

■リストがベートーヴェンのために立ちあがり、シューマンが協力した感動秘話!

■羽生ジャンプ&真凜スピンの学び方+ピアノの学びもその両方でありたい

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★ピアノレッスン★レッスンについての考え方/レッスン内容と方向性について

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レッスンについてというか、

 

「学ぶ」とか「考える」といったことについては

 

沢山書きたいことあるのですが

 

フィギュアスケート記事でも

 

それが伝わるといいなと思っています。

 

 

先日の記事、

 

■真凜ちゃん×ウィルソン「細部に拘ればレベルアップはどこまでも」

 

このレッスン場面には続きがあったと

 

分ったので

 

まずはこの話から。

 

 

アメリカでの国際試合で

 

全米女王を押さえて優勝した直後に

 

トゥーランドットを振付けた

 

デイビッドウィルソンのブラッシュアップ(レッスン)で

 

ビシバシ叱られた本田真凜ちゃん。。

 

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「早いよ」(シットスピンのタイミングが早かった)
 
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「ダンスの後、姿勢を長く保って」(と腕の動作をゆっくりしてみせる)
 
 
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「マリンは速すぎる」(と雑な動作をしてみせる)
 

 

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(濱田コーチが凄いスピードで近づきましたが、通訳のためでしょうか。

真凜ちゃんが正しく理解できるよう、補足的に時々発言もされていました。)

 

 

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「もっと音楽を理解しなさい」

 

 

これは、前に記事にしたときにも

 

「楽曲を理解しなさい」という訳で取り上げられていたシーンですが、

 

[You have to know your music.]の後に続けて

 

[You have to pay attention more.]

 

「もっと注意を払いなさい」とも言われているようです。

 

 

 

 

自分のプログラムの曲を

 

解っていないと言われてしまったわけです。

 

 

そういったかなり厳しい言葉で

 

はっきりと次々指摘され、

 

声も大きかったので、

 

「ちょっと怖いレッスン?」と思いましたが、

 

今回の番組では

 

真凜ちゃんができるようになった時に

 

褒めてくれた場面もあったのです。

 

 

 

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「いいぞいいぞ!」

 

 

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「これでレベル4だ!」(レベル4が獲れる)
 
 
良かったです。
 
怖いまま終わらなくて。。(^_^;)
 
 
できるようになったら褒めるなら
 
多少厳しくても良い指導と思います。
 
 
 
日本の
 
特に音大の先生等の偉い先生方に
 
習っていた方に多いのですが、
 
先生から
 
「あなたには可能性はない」とか、
 
「あなたはピアノやめてちょうだいね」とか、
 
「うちでピアノ弾いてなさい」(人前に出るんじゃない)とか、
 
ピアノでの未来や可能性を
 
全否定されたようなエピソードは
 
数限りなくあり、
 
(昭和時代とは限らないのです)
 
それらは可能性を伸ばしません。
 
 
少々怖くても
 
「こうすれば、レベルが上がる(上がった)」と
 
明確な方法を言ってもらえる
 
向上のための厳しさであったなら
 
どんなに違っただろうと思います。
 
 
もし、
 
これをご覧になっている方の中に
 
上記のように可能性を全否定されたような
 
トラウマをお持ちの方がいらしたら、
 
その可能性全否定の先生方は
 
(その時点で)ヘタな生徒を
 
伸ばす知識も力もなかったのだと
 
つまり、
 
偉いのとレベルは別と考え、
 
許して差し上げましょう。
 
(恨み続けても身体に悪いだけですから。)
 
そして、
 
自分で自分の可能性を全否定しなくて済むように
 
また、
 
生徒さんの可能性も否定しなくて済むように
 
勉強し、考えましょう。
 
(体を使う事ですから、弾きながら考えましょう。)
 
 
 
それにしても、、
 
上記の可能性否定をされた人々が
 
実は勉強を長く続けていることを思えば
 
そういった「試練」は
 
自分が向上できる喜びを知った時に、
 
その「価値」を深く理解し味わうために
 
授かった経験だったのかもしれません。

 

 

 

 

 

最後まで読んでくださってありがとうございます。

 

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ありがとうございます♡

 

                 Megumi(野谷 恵)