「バイエルでポリフォニーの力は育たない、などと断言してしまう専門家は・・」 | 愛の夢のつづき

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指が楽に動き、音が美しく響くピアノ奏法と
楽譜を深く感じ取る音楽表現法を
札幌、東京、大阪、オンラインで指導 している野谷恵です。

人は進化できます。具体的な進化の方法をお伝えしています。
羽生結弦選手 浅田真央さんを応援しています。

次ページ、■レベルを上げるための一見遠回りのような近道+追究した演奏を母校で

■一生と命を懸けられる幸せモスクワの鐘と虹(モスクワ音楽院の帰り道)

■辛くても、講師演奏し続けたからこそ、楽な弾き方に出会うことができた

■真央蝶々さんがジェフピンカートンを見つめる目

■「あんな音があるなんて…。」/ 強く叩くことと、ピアノを鳴り響かせることの違い

■羽生選手不在だったFaOIをそれでも応援した事にどんな意味があったか

■腱鞘炎、ジストニア、手が痛い、背中が痛い、etc、弾き方から見えてくること

■ゆるく復帰+自ら「偽善」と言いながら数十億の支援をした人+ピアノ部門の羽生結弦

★ 『ゆづ真央プロ』 ですみだトリフォニー大ホール(1800席/東京)

★野谷恵と門下生によるピアノコンサート2017 “音の色”

★ピアノレッスン★レッスンについての考え方/レッスン内容と方向性について

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今回、

 

大阪レッスンでは、

 

初めての方が何人もいらして

 

その驚きの反応も様々でした。

 

 

この方はピアノの先生ではありませんが

 

この視点は、是非、専門家の皆様にも

 

ご理解頂きたい点です。

 

~~~~~~~~~

今日はレッスンありがとうございました。

弾き方のご指摘に始まり、(中略:色々色々列挙)など、
限られた時間のなかで多角的に展開してくださり、
私にも上達の可能性と手段がまだまだいくらでもある
ことをお教え頂いたように思えました。
やる気と労力の空回り状態から脱却出来そうな、
前向きな気持ちになれました。

それから…、
バイエルでポリフォニーの力は育たない、
などと断言してしまう専門家は
これから信用出来なくなりそうです(笑)

野谷先生には歌って頂いただけなのに…、
「それで次の4小節はどうなるのかな…」などと、
あんなにワクワクするバイエルは初めてでした。

~~~~~~~~~~~~
そうなんです。


どなたにでも、
「上達の可能性と手段」
いくらでもあるのです。
(「言ったことを実行して頂ければ」という
条件付きの「手段」も多いですが)




古典派のバイエルでも
ポリフォニーの力を育てることはできますし、
古典派、ロマン派、近代などは、
「バッハより難しいポリフォニー(多声音楽)」
なのです。
なぜバッハより難しいかというと
声部を自分で見つけなくてはならないから。


クラシック音楽の
重要な魅力のポイントのひとつに
多声的であることがあります。


でも、音大を出た方でも
その魅力ポイントを
生かせていない方が沢山いらして
「音符」は1個も間違えず
指定のテンポで
強弱やスラーも守って
弾いているのに
なぜか、
CDで聴いて惚れ込んだような
素敵な音楽にならない。
何が違うの?・・と悩む方に
お伝えしたいことのひとつです。


この方はもちろん、
バイエルよりずっと難しい曲が弾けますが
私がブログで繰り返し
バイエルなどの
音符の少ない、構成の単純な曲で
音楽表現のレッスンをすると書いてきたので
持って来られたわけです。


そして、
旋律表現のコツについても
言葉で説明してから
説明を補うために歌ったところ
本当に感激してくださったというわけです。


音楽表現のコツを学びたいけれど
手が痛くて練習できないといったご事情の方にも
練習しなくても弾けるバイエルなどの
シンプルな練習曲でのレッスンは
お勧めです。
最初から「上手く弾ける必要はない」ので
よかったらお気軽にどうぞ。


簡単な曲で複数のタイプで
勉強すると、
大きな曲にも生かせるようになって行きます。

 

最後まで読んでくださってありがとうございます。

 

クリックして頂けたらうれしいです。

 

 

ありがとうございます♡

 

                 Megumi(野谷 恵)