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■真央さんが「年齢は重要ではない」とコストナーのように言い切れる日本であったなら
■一生と命を懸けられる幸せ+モスクワの鐘と虹(モスクワ音楽院の帰り道)
■腱鞘炎、ジストニア、手が痛い、背中が痛い、etc、弾き方から見えてくること
■ゆるく復帰+自ら「偽善」と言いながら数十億の支援をした人+ピアノ部門の羽生結弦
★ 『ゆづ真央プロ』 ですみだトリフォニー大ホール(1800席/東京)
★ピアノレッスン★レッスンについての考え方/レッスン内容と方向性について
超メジャーコンクールに入賞された
世界的な演奏家から直接伺ったことですが
ショパンのソナタ2番について
「あれは人前に出すのに
2年はかかる曲」ときっぱり仰って
驚きました。
その方なら2,3か月もあれば
弾けるだろうと思うのですが、
ただ「弾ける」ということと
「人前に出す」ということの
明確な区別を感じ取れて
なるほどと、
感銘を受けたのです。
新しい曲を人前に出すまでに
10年かけることもあるツィメルマン氏は
別格としても、
自分のものとして表現を深めていくために
年単位で取り組むという考え方は
演技・演奏の「人前での」レベルを
明らかに変えると思います。
もちろん、
色々なタイプの人がいるので
長くやると飽きる (^_^;) から
せいぜい半年が限度とかいうことが
あってもいいと思いますけれど
いずれにしても
本番直前に仕上がったのでは
本番で思い通りのパフォーマンスをするのは
難しい場合が多いと
演奏と指導を40年近くして来て思います。
だからこそ、
結弦くんが3季目のプログラムで
五輪に臨むのは素晴らしい決断と思いますし
五輪連覇はそれくらいしないとと思います。
(ジャンプなどが新しくても
音楽が心身になじんでいれば絶対違うはず)
「すぐにできる」と先生が仰っていた
本田真凜ちゃんですが、、
GPSカナダのSPは、
さすがの真凜ちゃんでも、
曲も振り付けも新しく、
さらにジャンプ構成を
今月のジャパンオープン後に変えたということで
あまりうまくいきませんでした。
心身になじませる期間が短すぎたかもしれません。
(そして、プレッシャーも大きかったことでしょう。)
でも、
聴いただけで涙が出るというほど惹かれた
新しい曲で滑って、
気持ちが溢れる表情が何度も見えて、
このプログラムが心身になじんだら
どれほど素晴らしいものになるだろう・・と思えました。
フリーは、思い切り演じられますように。
そして次の試合までに
このショート、是非がんばってください。
さて、、
わが愛する門下生の皆さんの中で
本番を控えている方、
本番当日を目指すのではなく、
本番1ヶ月くらい前までには仕上げられるといいですね。
人前での演奏経験の少ない方は特に
早めに仕上げて心身に曲をなじませるよう
頑張りましょう。
私もがんばります。(^_^)
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