音楽表現のヒントのひとつ「スラーにも種類があると考えてみる」+ブログに書く想い。 | 愛の夢のつづき

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指が楽に動き、音が美しく響くピアノ奏法と
楽譜を深く感じ取る音楽表現法を
札幌、東京、大阪、オンラインで指導 している野谷恵です。

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前記事の最後の方の

 

音楽表現について、、

 

「えっ!?」と思われた方も

 

いらっしゃると思います。

 

「歌ってみれば呼吸を考える必要性が分る」

 

という話の後に、こう書きました。

 

=============

 

その際、

 

音楽が分れるスラーの切れ目と

 

音楽は分れずに息継ぎだけをする

 

スラーの切れ目があることを意識して

 

違う息をしてみてくださいね。

 

=============

 

ざっくり分けても2種類で、

 

本当はもっと繊細に

 

考えた方がいいのですが、

 

とりあえず、

 

ここで音楽を分けるか分けないかを

 

考えるだけでも大違いになります。。

 

 

 

「ピアノで弾く曲のメロディーを

 

声を出して歌ってみる」、、というところまでは

 

あちこちに書かれている方がいますが、

 

素敵に歌える人は

 

既にけっこう楽譜の感じ方を

 

分かっていると言えます。

 

 

言葉で学んだか、

 

体感したかのどちらかで

 

習得している情報量が

 

既にかなり多いと言えるのです。

 

 

 

 

歌っても

 

素敵に歌える人と

 

素敵にならない人がいるわけです。

 

 

素敵にならないのは何故か・・・と

 

考えた時に

 

そこで、

 

「生まれ持った才能のあるなし」

 

などのような

 

「変えられない理由」をつけてしまうと

 

脳はもう、

 

働くのを止めますから、

 

「何か方法があるのではないか?」と

 

考え続けたいですね。

 

 

 

そのひとつが、

 

「スラー」、「フレーズ」の捉え方です。

 

 

 

ある国の世界でもトップクラスの

 

音楽教育機関の教授が

 

「日本人はスラーで分けすぎる人が多い。

 

日本に伝わる間違った常識のひとつだ。」と

 

多くの日本人のレッスンをされた上で

 

仰っていたことがあります。

 

 

 

「スラー」=「フレーズ」と思い込まれている

 

ピアノの先生方にも

 

実際に多く出会いましたし、

 

そうまでは思われていなくても

 

いちいちスラーで話が終わっている演奏も

 

かなり多いですし、

 

それ以前に音符の1個1個を弾いているような

 

「音を並べた」ような

 

演奏も多いのです。

 

 

それは、音楽の「文章」の魅力を

 

伝わり難くします。

 

 

そうなるのは、

 

「才能がないから」ではなく、

 

「練習時間がないから」でもなく、

 

ただ、

 

学べなかっただけなのです。

 

 

実際に、

 

「音楽表現をどう教えていいか分からない」

 

仰るピアノの先生方に数多く出会いましたし

 

一方で、

 

「音楽表現は個性だから教えてはいけない」

 

お考えの先生方にも出会いました。

 

 

 

そして、

 

ピアノを習っていても

 

「先生からは『自分で考えなさい。』と言われて

 

どうしたらいいのか分からない」と

 

悩む学習者の方も多いのです。

 

 

 

先日、

 

私が日本の音楽教育の批判ばかりしていると

 

お手紙頂きましたが、

 

批判をしたいのではなく、

 

間違った知識が浸透している「部分もある」ということを

 

知って頂くことで

 

多くの方が、

 

「才能がないから」とか

 

「練習時間がないから」とか

 

理由をつけて

 

自分の可能性にフタをしてしまう

 

現実を変え、

 

音楽表現や奏法は

 

知識を増やし磨くことで

 

「進化できる」

 

伝えたいのです。

 

 

つまり、

 

一言で言えば

 

「お役に立ちたくて」書き続けてきました。

 

 

レッスンと完全に同じことまでは

 

ブログに書けませんが、

 

それでも、

 

このブログを読んで

 

手の痛みが改善した方、

 

前より指が動くようになった方

 

前より表現を生徒さんに伝えられるようになったという方は

 

実際にいらして、

 

メールなど頂いたことも多いのです。

 

 

「批判ばかりしている」という

 

お手紙の方にも

 

いつか、、

 

分かって頂けるように、

 

書き続けたいと思います。

 

 

 

最後まで読んでくださってありがとうございます。

 

クリックで応援して頂けたらうれしいです。

 

よろしくお願い致します。

 

ありがとうございます♡

 

                 Megumi(野谷 恵)